(1)
- x1=x2 となるのは、(1,1), (2,2), (3,3), (4,4), (5,5), (6,6) の6通り。 全事象は 6×6=36 通りなので、確率は 6/36=1/6。 - x1<x2 となるのは、 (1,2), (1,3), (1,4), (1,5), (1,6) : 5通り
(2,3), (2,4), (2,5), (2,6) : 4通り
(3,4), (3,5), (3,6) : 3通り
(4,5), (4,6) : 2通り
(5,6) : 1通り
合計 5+4+3+2+1=15通り。 確率は 15/36=5/12。 (2)
- A=x1 が整数となるのは、x1=1,4 のとき。 x1=1 となる確率は 1/6、x1=4 となる確率は 1/6 なので、合計 2/6=1/3。 - B=x1x2 が整数となるのは、x1x2 が平方数となるとき。 x1x2=1,4,9,16,25,36 となればよい。 x1x2=1のとき、(x1,x2)=(1,1) x1x2=4のとき、(x1,x2)=(1,4),(4,1),(2,2) x1x2=9のとき、(x1,x2)=(3,3) x1x2=16のとき、(x1,x2)=(4,4) x1x2=25のとき、(x1,x2)=(5,5) x1x2=36のとき、(x1,x2)=(6,6) これ以外にも、例えばx1x2=2⋅2=4なども含む。 全事象を考えると
(1,1), (1,4), (1,9), (1,16), (1,25), (1,36) → (1,1),(1,4) (2,2), (2,8), (2,18), (2,32) → (2,2),(2,8) (3,3), (3,12), (3,27) → (3,3),(3,12) (4,1), (4,4), (4,9) → (4,1),(4,4),(4,9) (5,5), (5,20) → (5,5),(5,20) (6,6), (6,24) → (6,6) x1x2=k2となるときを考える。1≤x1,x2≤6なので、1≤k≤6 k=1:(1,1) k=2:(1,4),(2,2),(4,1) k=3:(1,9),(3,3),(9,1)→(3,3) k=4:(1,16),(2,8),(4,4),(8,2),(16,1)→(4,4) k=5:(1,25),(5,5),(25,1)→(5,5) k=6:(1,36),(2,18),(3,12),(4,9),(6,6),(9,4),(12,3),(18,2),(36,1)→(6,6) 他に
x1x2=2×8,3×12,5×20,6×24 より(1,1),(1,4),(2,2),(3,3),(4,1),(4,4),(5,5),(6,6)の8通り。よって8/36=2/9。
- B が整数であったとき、A が整数である条件付き確率は、 Bが整数である事象をEB、Aが整数である事象をEAとすると、求めるものはP(EA∣EB)=P(EB)P(EA∩EB) A=x1が整数であるとき、x1=1,4。 x1=1のとき、(1,1)(1,4)とすれば、Bも整数。 x1=4のとき、(4,1)(4,4)とすれば、Bも整数。 x1=1,x2=1,4の時、Bは1,2 x1=4,x2=1,4の時、Bは2,4 P(EA∩EB)=P((x1,x2)∈{(1,1),(1,4),(4,1),(4,4)})=4/36=1/9 P(EB)=8/36=2/9 よって、求める条件付き確率は (1/9)/(2/9)=1/2。