Aが表を出す枚数をa、Bが表を出す枚数をbとします。 Aが3枚の硬貨を投げたときに表が出る枚数の確率分布は、二項分布に従います。P(a=k)=3Ck(21)k(21)3−k=3Ck(21)3 同様に、Bが2枚の硬貨を投げたときに表が出る枚数の確率分布は、二項分布に従います。P(b=k)=2Ck(21)k(21)2−k=2Ck(21)2 (1) AとBが出す表の枚数が等しい確率を求めます。
P(a=b)=∑k=0min(3,2)P(a=k)P(b=k)=P(a=0)P(b=0)+P(a=1)P(b=1)+P(a=2)P(b=2) P(a=0)=3C0(21)3=81 P(a=1)=3C1(21)3=83 P(a=2)=3C2(21)3=83 P(b=0)=2C0(21)2=41 P(b=1)=2C1(21)2=42=21 P(b=2)=2C2(21)2=41 P(a=b)=(81)(41)+(83)(21)+(83)(41)=321+163+323=321+6+3=3210=165 (2) Bが出す表の枚数がAより多い確率を求めます。
P(b>a)=∑i=03∑j=i+12P(a=i)P(b=j)=P(a=0)P(b=1)+P(a=0)P(b=2)+P(a=1)P(b=2) P(b>a)=(81)(21)+(81)(41)+(83)(41)=161+321+323=322+1+3=326=163 (3) Aが出す表の枚数がBより多い確率を求めます。
P(a>b)=∑i=02∑j=i+13P(a=j)P(b=i)=P(a=1)P(b=0)+P(a=2)P(b=0)+P(a=2)P(b=1)+P(a=3)P(b=0)+P(a=3)P(b=1)+P(a=3)P(b=2) P(a>b)=P(a>b)=∑k=0min(3,2)P(b=k)∑i=k+13P(a=i) P(a>b)=(41)(83+83+81)+(21)(83+81)+(41)(81)=(41)(87)+(21)(84)+(41)(81)=327+164+321=327+328+321=3216=21 または、
P(a>b)=1−P(a=b)−P(b>a)=1−165−163=1−168=1−21=21