(1) AP+PMを最小にするには、Aから線分OC上の点Pを通ってMへ行く経路を考える。正四面体を展開し、A, P, Mが一直線上にあるときAP+PMが最小になる。
正四面体OABCの展開図を考える。点Aから点Mに至る最短距離は、展開図上で線分AMの長さになる。
OB = 6なので、OM = 3である。
OからOCに沿って正四面体を展開すると、∠AOB = ∠BOC = 60°となる。従って、∠AOC = 120°になる。
△AOMにおいて、OA = 6, OM = 3, ∠AOM = 60°+60° = 120°なので、余弦定理より、
AM2=OA2+OM2−2OA⋅OMcos120° AM2=62+32−2⋅6⋅3⋅(−21)=36+9+18=63 AM=63=9⋅7=37 したがって、AP+PM = 37 (2) PはOC上にあるので、AP+PMが最小になるのは、点A, P, Mが一直線上にあるときである。
点AからOCに垂線AHを下ろすと、∠AOC = 120°なので、∠AOH = 30°となる。
△AOHにおいて、AH = OA * sin(30) = 6 * 1/2 = 3。OH = OA * cos(30) = 6 * 3/2 = 33。 △OPH∽△OMBからOP/OM = AH/AMなので、OP = OM * (AH/AM)
OH:OC=OP:OMになるから、OCOH=OMOPが成り立つ。 また、OAAH=AMAPより、AP=OAAH×AM=63×37=237 (3) OPの長さを求める。
OCOC−OH=OMMCなので、OP=OCOMOC=OAAMAP OP=AHAMOC=3337 直線AMと直線OCの交点をPとすると、
△AOHと△COMは相似であるから、OC=6, OM=3なので、AH=3とOH=33. △APMについて,AP:PM=OA:OM △AOPと△MOBは相似ではない。 AP:PM = OH:MC = 33:3(2−3) AP=237, OP=27 正四面体OABCの体積は、
VOABC=122a3=122⋅63=122⋅216=182 四面体OAPMの体積は、VOAPM=31⋅(四面体OBCAの体積)⋅OCOP⋅OBOM=182⋅67/2⋅63=182⋅127⋅21=12632=4212 VOABCVOAPM=1824212=4⋅1821=7221=247