$F(x)$に関する条件が与えられ、$F(x) = \int_0^x f(t)dt$が成り立つ。このとき、$F(x)$の極大値を積分で表し、$F(x)$の極大値が関数$y=G(x)$のグラフとx軸で囲まれた区形の何と等しいか、さらに$F(x)$の極大値が$G(x)$の何と等しいかを答える問題です。

解析学積分極大値微分関数
2025/8/6

1. 問題の内容

F(x)F(x)に関する条件が与えられ、F(x)=0xf(t)dtF(x) = \int_0^x f(t)dtが成り立つ。このとき、F(x)F(x)の極大値を積分で表し、F(x)F(x)の極大値が関数y=G(x)y=G(x)のグラフとx軸で囲まれた区形の何と等しいか、さらにF(x)F(x)の極大値がG(x)G(x)の何と等しいかを答える問題です。

2. 解き方の手順

まず、F(x)=0xf(t)dtF(x) = \int_0^x f(t)dtより、F(x)=f(x)F'(x) = f(x)となります。F(x)F(x)の極大値は、F(x)=f(x)=0F'(x) = f(x) = 0となるxxの値で、F(x)F'(x)の符号が正から負に変わる点におけるF(x)F(x)の値です。問題文に(i)の考察により、F(x)F(x)の極大値はf(t)dt\int_{ソ}^{ツ} f(t) dtと表されるとあるので、02f(t)dt\int_0^2 f(t) dtを極大値の積分表示とします。
F(x)F(x)の極大値は、関数y=G(x)y=G(x)のグラフとx軸で囲まれた区形の「面積」と等しいことがわかります。
F(x)F(x)の極大値は、G(x)G(x)の「極大値」と等しいことがわかります。

3. 最終的な答え

ソ: 0
ツ: 2
テ: G(x)
ト: 面積
ナ: 極大値

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