(1) 3点A($a$, -1), B(1, 3), C(4, -2) が同一直線上にあるとき、定数 $a$ の値を求める。 (2) 3直線 $2x - y - 1 = 0$, $3x + 2y - 2 = 0$, $y = \frac{1}{2}x + k$ が1点Aで交わるとき、$k$ の値と点Aの座標を求める。

代数学直線座標連立方程式傾き点の座標
2025/8/6

1. 問題の内容

(1) 3点A(aa, -1), B(1, 3), C(4, -2) が同一直線上にあるとき、定数 aa の値を求める。
(2) 3直線 2xy1=02x - y - 1 = 0, 3x+2y2=03x + 2y - 2 = 0, y=12x+ky = \frac{1}{2}x + k が1点Aで交わるとき、kk の値と点Aの座標を求める。

2. 解き方の手順

(1) 3点A, B, Cが同一直線上にあるとき、直線ABの傾きと直線BCの傾きが等しくなる。
直線ABの傾きは 3(1)1a=41a\frac{3 - (-1)}{1 - a} = \frac{4}{1 - a}
直線BCの傾きは 2341=53\frac{-2 - 3}{4 - 1} = \frac{-5}{3}
41a=53\frac{4}{1 - a} = \frac{-5}{3}
12=5(1a)12 = -5(1 - a)
12=5+5a12 = -5 + 5a
17=5a17 = 5a
a=175a = \frac{17}{5}
(2)
まず、2直線 2xy1=02x - y - 1 = 03x+2y2=03x + 2y - 2 = 0 の交点Aの座標を求める。
連立方程式
2xy1=02x - y - 1 = 0
3x+2y2=03x + 2y - 2 = 0
1つ目の式から y=2x1y = 2x - 1
これを2つ目の式に代入する。
3x+2(2x1)2=03x + 2(2x - 1) - 2 = 0
3x+4x22=03x + 4x - 2 - 2 = 0
7x4=07x - 4 = 0
x=47x = \frac{4}{7}
y=2(47)1=8777=17y = 2(\frac{4}{7}) - 1 = \frac{8}{7} - \frac{7}{7} = \frac{1}{7}
交点Aの座標は (47,17)(\frac{4}{7}, \frac{1}{7})
3つ目の直線 y=12x+ky = \frac{1}{2}x + k も点Aを通るので、Aの座標を代入する。
17=1247+k\frac{1}{7} = \frac{1}{2} \cdot \frac{4}{7} + k
17=27+k\frac{1}{7} = \frac{2}{7} + k
k=1727=17k = \frac{1}{7} - \frac{2}{7} = -\frac{1}{7}

3. 最終的な答え

(1) a=175a = \frac{17}{5}
(2) k=17k = -\frac{1}{7} , 点Aの座標は (47,17)(\frac{4}{7}, \frac{1}{7})

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