問題は、与えられた条件のもとで、$y$ を $x$ の式で表し、$y$ が $x$ に比例するか、反比例するか、どちらでもないかを判断するものです。具体的には、以下の3つの問題があります。 (1) 底辺 $x$ cm、高さ $y$ cm の平行四辺形の面積が 36 cm$^2$ であるとき。 (2) 縦 6 cm、横 $x$ cm の長方形の周の長さが $y$ cm であるとき。 (3) 半径 $x$ cm の円周の長さが $y$ cm であるとき (円周率は $\pi$ とする)。

代数学比例反比例関数面積円周
2025/8/6

1. 問題の内容

問題は、与えられた条件のもとで、yyxx の式で表し、yyxx に比例するか、反比例するか、どちらでもないかを判断するものです。具体的には、以下の3つの問題があります。
(1) 底辺 xx cm、高さ yy cm の平行四辺形の面積が 36 cm2^2 であるとき。
(2) 縦 6 cm、横 xx cm の長方形の周の長さが yy cm であるとき。
(3) 半径 xx cm の円周の長さが yy cm であるとき (円周率は π\pi とする)。

2. 解き方の手順

(1) 平行四辺形の面積は、底辺 × 高さ で求められます。したがって、
xy=36x \cdot y = 36
これを yy について解くと、
y=36xy = \frac{36}{x}
これは、yyxx に反比例する関係です。
(2) 長方形の周の長さは、(縦 + 横) × 2 で求められます。したがって、
y=(6+x)2y = (6 + x) \cdot 2
y=12+2xy = 12 + 2x
この式は、y=axy = ax の形でも y=a/xy = a/x の形でもないので、yyxx に比例も反比例もしません。
(3) 円周の長さは、2 × π\pi × 半径 で求められます。したがって、
y=2πxy = 2 \pi x
この式は、y=axy = ax の形であり、a=2πa = 2\piなので、yyxx に比例します。

3. 最終的な答え

(1) y=36xy = \frac{36}{x}、反比例
(2) y=12+2xy = 12 + 2x、どちらでもない
(3) y=2πxy = 2 \pi x、比例

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