(1) 2x+y=3 より、y=−2x+3 である。 z=−2x2+y2=−2x2+(−2x+3)2=−2x2+4x2−12x+9=2x2−12x+9 となる。 平方完成すると、z=2(x2−6x)+9=2(x2−6x+9−9)+9=2(x−3)2−18+9=2(x−3)2−9 となる。 x は実数なので、(x−3)2≥0。したがって、z は x=3 のとき最小値 −9 をとる。 x=3 のとき、y=−2(3)+3=−6+3=−3 である。 (2) x2+y=k より、y=k−x2 である。 したがって、z=−2x2+(k−x2)2=−2x2+k2−2kx2+x4=x4−(2k+2)x2+k2 となる。 ここで、t=x2 とおくと、t≥0 であり、z=t2−(2k+2)t+k2 となる。 z=(t−(k+1))2−(k+1)2+k2=(t−(k+1))2−(k2+2k+1)+k2=(t−(k+1))2−2k−1 となる。 したがって、z=(x2−(k+1))2−2k−1 となる。 x が実数全体を動くとき、x2 は 0 以上の実数全体を動く。 x2=t とおくと、t≥0。 (i) k+1≥0 つまり、k≥−1 のとき、t=x2=k+1 で最小値 −2k−1 をとる。 (ii) k+1<0 つまり、k<−1 のとき、t=x2=0 で最小値 k2 をとる。 x2+y=k のグラフは y=−x2+k で、y=−x2 のグラフを y 軸方向に k だけ平行移動したものであるから、x が実数全体を動くとき、y≤k である。 (i) k=2 のとき、k≥−1 なので、z の最小値は −2(2)−1=−4−1=−5 である。 (ii) z の最小値が 4 となるとき、 k≥−1 ならば −2k−1=4 より、−2k=5 なので k=−25 となり、これは k≥−1 に反する。 k<−1 ならば k2=4 より、k=±2。k<−1 なので、k=−2 である。 (1) ア: 2, イウ: 12, エ: 9, オ: 3, カ: -3, キ: -9
(2) ク: 2, ケ: k^2, コ: y, サ: y<=k, シ: -5, スセ: -2, ソ: なし, タ: なし