ハートの1, 2のカードが2枚、ダイヤの1から3のカードが3枚、スペードの1から4のカードが4枚ある。これら合計9枚のカードを並べるとき、スペードのカード4枚が隣り合う並べ方は何通りあるか。

確率論・統計学順列組み合わせ場合の数カード
2025/4/6

1. 問題の内容

ハートの1, 2のカードが2枚、ダイヤの1から3のカードが3枚、スペードの1から4のカードが4枚ある。これら合計9枚のカードを並べるとき、スペードのカード4枚が隣り合う並べ方は何通りあるか。

2. 解き方の手順

まず、スペードのカード4枚を1つのまとまりとして考えます。すると、全体で6個のものを並べることになります(ハート2枚、ダイヤ3枚、スペードのまとまり1つ)。
これらの並べ方は、同じものを含む順列の考え方を使います。
6個のものの並べ方は 6!6! 通りですが、ハート2枚は区別できないので 2!2! で割り、ダイヤ3枚も区別できないので 3!3! で割ります。
よって、スペードのまとまりを考慮した並べ方は、
6!2!3!=6×5×4×3×2×1(2×1)(3×2×1)=72012=60\frac{6!}{2!3!} = \frac{6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1}{(2 \times 1)(3 \times 2 \times 1)} = \frac{720}{12} = 60 通りです。
次に、スペードのカード4枚の並べ方を考えます。
4枚のスペードのカードの並べ方は 4!=4×3×2×1=244! = 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 24 通りです。
したがって、スペードのカード4枚が隣り合う並べ方は、
60×24=144060 \times 24 = 1440 通りとなります。

3. 最終的な答え

1440通り

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