問題3:周の長さが等しい正方形と長方形があり、正方形の面積が長方形の面積より大きいことを、「周の長さを$4x$、長方形の縦は正方形の一辺より$a$だけ短い」として証明する。 問題4:$m$は5で割ると商が$a$で余りが3となる自然数であるとき、$m(m+1)$を5で割ったときの商と余りを求める。

代数学面積因数分解剰余整数の性質証明
2025/8/7

1. 問題の内容

問題3:周の長さが等しい正方形と長方形があり、正方形の面積が長方形の面積より大きいことを、「周の長さを4x4x、長方形の縦は正方形の一辺よりaaだけ短い」として証明する。
問題4:mmは5で割ると商がaaで余りが3となる自然数であるとき、m(m+1)m(m+1)を5で割ったときの商と余りを求める。

2. 解き方の手順

問題3:
正方形の一辺の長さをxxとする。正方形の周の長さは4x4xである。
長方形の周の長さも4x4xである。長方形の縦の長さはxax-aである。
長方形の横の長さをyyとすると、長方形の周の長さは2(xa+y)2(x-a+y)となる。
したがって、2(xa+y)=4x2(x-a+y) = 4xより、xa+y=2xx-a+y = 2x、よって、y=x+ay = x+aとなる。
正方形の面積はx2x^2である。
長方形の面積は(xa)(x+a)=x2a2(x-a)(x+a) = x^2 - a^2である。
x2>x2a2x^2 > x^2 - a^2より、正方形の面積は長方形の面積より大きいことが証明された。
問題4:
mmは5で割ると商がaaで余りが3なので、m=5a+3m = 5a + 3と表せる。ここで、aaは自然数である。
m(m+1)=(5a+3)(5a+3+1)=(5a+3)(5a+4)=25a2+20a+15a+12=25a2+35a+12m(m+1) = (5a+3)(5a+3+1) = (5a+3)(5a+4) = 25a^2 + 20a + 15a + 12 = 25a^2 + 35a + 12
m(m+1)m(m+1)を5で割ると、
25a2+35a+12=5(5a2+7a+2)+225a^2 + 35a + 12 = 5(5a^2 + 7a + 2) + 2
したがって、商は5a2+7a+25a^2 + 7a + 2、余りは2となる。

3. 最終的な答え

問題3:正方形の面積は長方形の面積より大きい。
問題4:商は5a2+7a+25a^2 + 7a + 2、余りは22

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