(1) ∣3x+8∣=5x の解き方 絶対値の定義から、次の2つの場合に分けて考えます。
* 3x+8≥0 のとき、つまり x≥−38 のとき 3x+8=5x となるので、 これは x≥−38 を満たすので、解の一つです。 * 3x+8<0 のとき、つまり x<−38 のとき −(3x+8)=5x となるので、 −3x−8=5x これは x<−38 を満たさないので、解ではありません。 したがって、x=4 だけが解となります。 (2) ∣2x−4∣<x+1 の解き方 絶対値の定義から、次の2つの場合に分けて考えます。
* 2x−4≥0 のとき、つまり x≥2 のとき 2x−4<x+1 となるので、 x≥2 かつ x<5 を満たす範囲は 2≤x<5 です。 * 2x−4<0 のとき、つまり x<2 のとき −(2x−4)<x+1 となるので、 −2x+4<x+1 x<2 かつ x>1 を満たす範囲は 1<x<2 です。 したがって、解は 1<x<5 となります。