## 問題 7 の解答
1. 問題の内容
大小中小の3つのサイコロを投げたとき、出た目の積が4の倍数になる場合は何通りあるかを求める問題です。
2. 解き方の手順
積が4の倍数になるのは、次の3つの場合が考えられます。
* 3つの目のうち少なくとも1つが4である場合 (4, 8, 12, 16, 20, 24, ...)
* 3つの目のうち少なくとも2つが2または6である場合 (2, 6)
* 3つの目のうち1つが4の倍数でなく、他の2つの目が偶数(2または6)である場合。
全体の場合の数から、積が4の倍数にならない場合を引いて求める方が簡単です。
積が4の倍数にならないのは、次のいずれかの場合です。
* 3つの目全てが奇数である場合
* 3つの目のうち1つが2または6で、残りの2つが奇数である場合
全体の場合の数は 通りです。
3つの目全てが奇数である場合は、 通りです (奇数は1, 3, 5 の3種類)。
3つの目のうち1つが2または6で、残りの2つが奇数である場合: 2または6である目の選び方は3通りあり、残りの2つの目が奇数である場合は 通りです。2または6の目が1つの場合は 通りです。
したがって、積が4の倍数にならない場合は、 通りです。
したがって、積が4の倍数になる場合は、 通りです。
3. 最終的な答え
135通り
## 問題 8 の解答
1. 問題の内容
500円、100円、10円の硬貨がそれぞれ十分にあるとき、これらの硬貨を使って1200円を支払う方法は何通りあるかを求める問題です。ただし、使わない硬貨があっても良いものとします。
2. 解き方の手順
500円硬貨の枚数を 、100円硬貨の枚数を 、10円硬貨の枚数を とすると、
となります。
これを整理すると、 となり、 は 10 の倍数なので、
を改めてとして、 とおくと、となります。
, , は0以上の整数です。
の値で場合分けします。
* のとき: となり、 は から までの任意の整数をとれるので、 通りです。
* のとき: となり、 は から までの任意の整数をとれるので、 通りです。
* のとき: となり、 は から までの任意の整数をとれるので、 通りです。
したがって、支払い方は 通りです。
3. 最終的な答え
24通り