5円、10円、50円、100円、500円の硬貨が1枚ずつあります。この5枚を同時に投げるとき、表が出た硬貨の合計金額が600円以上になる確率を求めなさい。
2025/8/8
1. 問題の内容
5円、10円、50円、100円、500円の硬貨が1枚ずつあります。この5枚を同時に投げるとき、表が出た硬貨の合計金額が600円以上になる確率を求めなさい。
2. 解き方の手順
5枚の硬貨を投げたときの表裏の出方は全部で 通りです。
表が出た硬貨の合計金額が600円以上になる場合を考えます。
500円玉は必ず表である必要があります。
なぜなら、500円玉が裏だと残りの10円、50円、100円、5円全て表になっても 円にしかならず、合計金額が600円を超えることはないからです。
500円玉が表の場合、残りの硬貨で100円以上にする必要があります。
* 100円玉が表の場合:合計金額は少なくとも600円となるので、残りの硬貨(5円、10円、50円)が表でも裏でもよい。
通り。
* 100円玉が裏の場合:50円玉が表であれば、残りの硬貨で50円以上にする必要がある。
* 10円玉が表の場合:5円玉が表でも裏でもよい。 通り
* 10円玉が裏の場合:5円玉は必ず表でなければならない。通り。
以上より、通り
* 100円玉が裏の場合:50円玉が裏の場合であれば、残りの硬貨で100円以上にする必要がある。
この場合、10円と5円が両方とも表になっても にしかならず、条件を満たせない。つまり、この場合は0通りである。
したがって、合計 通りです。
求める確率は、 となります。