5つのデータ 36, 24, 42, k, 24 の平均値が30であるとき、kの値を求め、さらにこのデータの分散を求める問題です。

確率論・統計学平均値分散データの分析
2025/8/9

1. 問題の内容

5つのデータ 36, 24, 42, k, 24 の平均値が30であるとき、kの値を求め、さらにこのデータの分散を求める問題です。

2. 解き方の手順

問1:kの値を求める
* 平均値の定義より、5つのデータの合計を5で割ると30になるので、次の式が成り立ちます。
36+24+42+k+245=30\frac{36 + 24 + 42 + k + 24}{5} = 30
* 式を整理します。
36+24+42+k+24=30×536 + 24 + 42 + k + 24 = 30 \times 5
126+k=150126 + k = 150
* kについて解きます。
k=150126k = 150 - 126
k=24k = 24
問2:分散を求める
* 分散の定義は、各データと平均値の差の二乗の平均です。
まず、各データと平均値(30)の差を計算します。
3630=636 - 30 = 6
2430=624 - 30 = -6
4230=1242 - 30 = 12
2430=624 - 30 = -6
2430=624 - 30 = -6
* 次に、これらの差の二乗を計算します。
62=366^2 = 36
(6)2=36(-6)^2 = 36
122=14412^2 = 144
(6)2=36(-6)^2 = 36
(6)2=36(-6)^2 = 36
* これらの二乗の合計を計算します。
36+36+144+36+36=28836 + 36 + 144 + 36 + 36 = 288
* 最後に、この合計をデータの数(5)で割ります。これが分散です。
2885=57.6\frac{288}{5} = 57.6

3. 最終的な答え

問1:k = 24 (選択肢 b)
問2:分散 = 57.6 (選択肢 e)

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