1. 問題の内容
点Pから直線lまでの最短距離となる点Qを、作図によって求める問題です。
2. 解き方の手順
点Pから直線lに下ろした垂線の足が、求める点Qになります。したがって、点Pを通り、直線lに垂直な線を作図します。
1. 点Pを中心として、直線lと2点で交わるように円を描きます。この2つの交点をそれぞれA, Bとします。
2. 点A, Bをそれぞれ中心として、互いに交わるように、半径が等しい円を描きます。このとき、円の半径は、A-B間の距離の半分より大きくする必要があります。
3. 2つの円の交点と点Pを通る直線を引きます。
4. この直線と直線lの交点が、求める点Qです。
3. 最終的な答え
作図によって求めた点Qは、点Pから直線lへの垂線の足となります。