(7) $k$ を定数とし、放物線 $C: y = x^2 - 4x + k$ を考える。$C$ が点 $(1, 6)$ を通るとき、$C$ の頂点の座標を求める。 (8) 放物線 $y = 2x^2 + 4x + 1$ を $x$ 軸方向に 2, $y$ 軸方向に 3 平行移動した放物線の方程式を求める。

代数学二次関数放物線平方完成平行移動
2025/8/8

1. 問題の内容

(7) kk を定数とし、放物線 C:y=x24x+kC: y = x^2 - 4x + k を考える。CC が点 (1,6)(1, 6) を通るとき、CC の頂点の座標を求める。
(8) 放物線 y=2x2+4x+1y = 2x^2 + 4x + 1xx 軸方向に 2, yy 軸方向に 3 平行移動した放物線の方程式を求める。

2. 解き方の手順

(7) まず、CC(1,6)(1, 6) を通ることから kk の値を求める。
y=x24x+ky = x^2 - 4x + kx=1,y=6x = 1, y = 6 を代入すると、
6=124(1)+k6 = 1^2 - 4(1) + k
6=14+k6 = 1 - 4 + k
k=61+4=9k = 6 - 1 + 4 = 9
したがって、y=x24x+9y = x^2 - 4x + 9
次に、この放物線を平方完成して頂点の座標を求める。
y=x24x+9=(x2)24+9=(x2)2+5y = x^2 - 4x + 9 = (x - 2)^2 - 4 + 9 = (x - 2)^2 + 5
よって、頂点の座標は (2,5)(2, 5) である。
(8) 放物線 y=2x2+4x+1y = 2x^2 + 4x + 1xx 軸方向に 2, yy 軸方向に 3 平行移動すると、
xxx2x - 2 に、 yyy3y - 3 に置き換わる。
したがって、
y3=2(x2)2+4(x2)+1y - 3 = 2(x - 2)^2 + 4(x - 2) + 1
y=2(x24x+4)+4x8+1+3y = 2(x^2 - 4x + 4) + 4x - 8 + 1 + 3
y=2x28x+8+4x8+4y = 2x^2 - 8x + 8 + 4x - 8 + 4
y=2x24x+4y = 2x^2 - 4x + 4

3. 最終的な答え

(7) 頂点の座標は (2,5)(2, 5) である。
(8) 放物線の方程式は y=2x24x+4y = 2x^2 - 4x + 4 である。

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