半径がそれぞれ9と$x$の円が、半径が不明の円に外接し、さらに直線に接している。円の中心を結ぶと、半径9と$x$の円の中心間の距離が4である。このとき、$x$の値を求める。

幾何学接線三平方の定理幾何
2025/8/8

1. 問題の内容

半径がそれぞれ9とxxの円が、半径が不明の円に外接し、さらに直線に接している。円の中心を結ぶと、半径9とxxの円の中心間の距離が4である。このとき、xxの値を求める。

2. 解き方の手順

半径9の円と半径xxの円の中心間の距離が4なので、この二つの円は接している。二つの円が接しているとき、中心間の距離は半径の和に等しい。したがって、
9+x=49 + x = 4
これは明らかに矛盾している。問題文をよく読むと、半径不明の円に外接していると書いてある。また、半径9とxxの円が直線に接していることも重要である。
半径9の円の中心をA、半径xxの円の中心をBとする。直線と円の接点をそれぞれP,Qとすると、AP, BQはそれぞれ直線に垂直である。AからBQに垂線AHを下ろすと、三角形ABHは直角三角形になる。
AB = 9+x9+x
AH = PQ=4PQ = 4
BH = x9|x-9|
三平方の定理より、
(9+x)2=42+(x9)2(9+x)^2 = 4^2 + (x-9)^2
81+18x+x2=16+x218x+8181 + 18x + x^2 = 16 + x^2 - 18x + 81
36x=1636x = 16
x=1636=49x = \frac{16}{36} = \frac{4}{9}

3. 最終的な答え

x=49x = \frac{4}{9}

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