半径3cmの円Oがあり、中心Oから9cmの距離にある点Pを中心に円Oを回転移動させます。 (1) 60度回転させたとき、中心Oが動いた後の長さを求めます。 (2) 360度回転させたとき、円Oが動いた後の面積を求めます。

幾何学回転移動円弧面積円周
2025/8/11

1. 問題の内容

半径3cmの円Oがあり、中心Oから9cmの距離にある点Pを中心に円Oを回転移動させます。
(1) 60度回転させたとき、中心Oが動いた後の長さを求めます。
(2) 360度回転させたとき、円Oが動いた後の面積を求めます。

2. 解き方の手順

(1)
中心Oは点Pを中心とした円弧を描いて移動します。
円弧の半径は9cm、中心角は60度です。
円弧の長さは、円周 2πr2\pi r に、中心角の割合をかけたものです。
2π×9×60360=2π×9×16=3π2 \pi \times 9 \times \frac{60}{360} = 2 \pi \times 9 \times \frac{1}{6} = 3 \pi
(2)
中心Oは点Pを中心とした円を描いて移動します。
円の半径は9cmです。
円Oが動いた後の面積は、半径9cmの円の面積から、半径3cmの円の面積を引いたものと考えることができます。
9×9×π=81π9 \times 9 \times \pi = 81 \pi
3×3×π=9π3 \times 3 \times \pi = 9 \pi
よって、中心Oが動いた後の面積は 81π81\pi です。

3. 最終的な答え

(1) 3π3\pi cm
(2) 81π81\pi cm²

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