展開図から立方体を組み立てたとき、 (1) 辺BCに垂直な面を、展開図の面で答える。 (2) 立方体の中に、4点A, C, B, Gを頂点とする立体を作るとき、この立体の体積を求める。ただし、立方体の1辺は9cmである。

幾何学立方体展開図体積空間図形
2025/8/11

1. 問題の内容

展開図から立方体を組み立てたとき、
(1) 辺BCに垂直な面を、展開図の面で答える。
(2) 立方体の中に、4点A, C, B, Gを頂点とする立体を作るとき、この立体の体積を求める。ただし、立方体の1辺は9cmである。

2. 解き方の手順

(1) 立方体を組み立てたとき、辺BCは底面となる。辺BCに垂直な面は、側面と上面である。
展開図で、側面は、長方形DEKL、正方形IJKHと長方形ABNMである。上面は正方形FGHIである。したがって、辺BCに垂直な面は、面ABNM、面DEKL、面IJKH、面FGHIである。
(2) 立方体の体積は、93=7299^3 = 729 cm3^3である。
立体A, C, B, Gは、立方体から四面体G-DEFを除いた立体と考えることができる。
四面体G-ABCの体積を求めるために、まず、四面体の体積の公式を思い出す。
四面体の体積は、13×底面積×高さ\frac{1}{3} \times \text{底面積} \times \text{高さ}で求められる。
四面体G-ABCは、底面が直角三角形ABCであり、高さはBGである。
三角形ABCの面積は12×9×9=812\frac{1}{2} \times 9 \times 9 = \frac{81}{2}cm2^2である。
高さBGは9cmである。
したがって、四面体G-ABCの体積は、
13×812×9=2432\frac{1}{3} \times \frac{81}{2} \times 9 = \frac{243}{2} cm3^3となる。

3. 最終的な答え

(1) 面ABNM、面DEKL、面IJKH、面FGHI
(2) 2432\frac{243}{2} cm3^3

「幾何学」の関連問題

$\triangle OAB$ において、$OA = 2\sqrt{2}$, $OB = \sqrt{3}$, $\vec{OA} \cdot \vec{OB} = 2$ である。 $\vec{OH}...

ベクトル内積線分三角形
2025/8/14

$\triangle OAB$ において、$OA = 2\sqrt{2}$, $OB = \sqrt{3}$, $\overrightarrow{OA} \cdot \overrightarrow{O...

ベクトル内積線形結合三角形
2025/8/14

$a$ は定数で、$a>1$ とする。直線 $l: x=a$ 上の点 $P(a, t)$ ($t$ は実数) を通り、円 $C: x^2 + y^2 = 1$ に接する2本の接線の接点をそれぞれ $A...

接線定点座標
2025/8/14

関数 $y = |x-3|$ のグラフを描く問題です。

グラフ絶対値関数関数グラフ描画
2025/8/14

四面体OABCにおいて、OAの中点をM、BCを1:2に内分する点をQとする。線分MQの中点をRとし、直線ORと平面ABCの交点をPとする。 $\vec{OA} = \vec{a}, \vec{OB} ...

ベクトル空間図形四面体平面の方程式垂線
2025/8/14

与えられた関数 $y = |-x^2 + 2x|$ のグラフを描く問題です。

グラフ二次関数絶対値
2025/8/14

グラフが与えられており、そのグラフは $x \geq -\frac{2}{3}$ のとき $y = 3x + 2$ で、$x < -\frac{2}{3}$ のとき $y = -3x - 2$ となる...

グラフ関数絶対値
2025/8/14

円 $x^2 + y^2 = 3$ と直線 $y = \frac{5}{3}$ の2つの共有点 A, B と点 C $(0, \frac{\sqrt{6}+3}{3})$ を通る円の方程式を求める問題...

方程式交点座標
2025/8/14

展開図で表される立体の表面積が $80 cm^2$ のとき、底面の円の半径 $x$ を求める問題です。円周率は $\pi$ とします。

円錐表面積展開図半径計算
2025/8/14

半径 $r$ の円形の畑の周囲に幅 $h$ の道があるとき、色のついた部分(道)の周の長さと面積を求める問題です。

面積周の長さ図形
2025/8/14