問題8について: (1) 6人がA、Bの2つの部屋に入る方法は何通りあるかを求めます。ただし、全員が1つの部屋に入っても良いとします。 (2) 6人を2つの組に分ける方法は何通りあるかを求めます。
2025/8/8
1. 問題の内容
問題8について:
(1) 6人がA、Bの2つの部屋に入る方法は何通りあるかを求めます。ただし、全員が1つの部屋に入っても良いとします。
(2) 6人を2つの組に分ける方法は何通りあるかを求めます。
2. 解き方の手順
(1)
各人がAまたはBの部屋に入る2通りの選択肢があります。したがって、6人全員の入り方は 通りです。
ただし、全員がAの部屋に入る場合と、全員がBの部屋に入る場合の2通りは条件を満たします。
したがって、求める場合の数は 。
(2)
6人を2つの組に分けるということは、1つの組に1人以上入っていれば良い。
まず、6人の中から1人を選ぶ方法、2人を選ぶ方法、3人を選ぶ方法、4人を選ぶ方法、5人を選ぶ方法を考え、残りの人をもう一つのグループとします。
6人の中からk人を選ぶ組み合わせの数は で表されます。
ただし、人数が入れ替わってもグループ分けとしては同じなので、と, とはそれぞれ同じグループ分けとなります。の場合は2つのグループの人数が同じなので、2で割る必要があります。
したがって、求める場合の数は 通りです。
または、6人を区別しない2つのグループに分ける方法をS(6,1) + S(6,2)で計算することもできます。
S(6,1)は6人を1つのグループにまとめる方法なので1通り。
S(6,2)は6人を2つのグループに分ける方法なので2^(6-1) -1 = 31通り。
3. 最終的な答え
(1) 64通り
(2) 31通り