1から5までの数字が書かれたカードが各数字4枚ずつ、合計20枚ある。この中から2枚同時に取り出すとき、2枚が同じ数字であるか、2枚の数字の積が6以下である確率を求める。
2025/8/8
1. 問題の内容
1から5までの数字が書かれたカードが各数字4枚ずつ、合計20枚ある。この中から2枚同時に取り出すとき、2枚が同じ数字であるか、2枚の数字の積が6以下である確率を求める。
2. 解き方の手順
まず、2枚のカードの取り出し方の総数を計算します。これは20枚から2枚を選ぶ組み合わせなので、
通り
次に、2枚が同じ数字である場合の数を計算します。
各数字について4枚のカードがあるので、同じ数字のカードを選ぶ組み合わせは通り。
数字は1から5まであるので、同じ数字のカードを選ぶ場合の数は通り。
次に、2枚の数字の積が6以下となる場合の数を計算します。
積が6以下となる組み合わせは次の通りです。
(1, 1), (1, 2), (1, 3), (1, 4), (1, 5), (2, 1), (2, 2), (2, 3), (3, 1), (3, 2), (4, 1), (5, 1)
それぞれの組み合わせについて、カードの枚数を考慮して場合の数を計算します。
(1, 1): 通り
(1, 2): 通り
(1, 3): 通り
(1, 4): 通り
(1, 5): 通り
(2, 1): 通り
(2, 2): 通り
(2, 3): 通り
(3, 1): 通り
(3, 2): 通り
(4, 1): 通り
(5, 1): 通り
これらの合計は通り。
2枚が同じ数字である場合と、積が6以下である場合の両方を満たす場合の数を計算します。
2枚が同じ数字で積が6以下となるのは、(1, 1), (2, 2)の組み合わせの場合です。
(1, 1): 通り
(2, 2): 通り
合計通り。
求める確率は、同じ数字であるか積が6以下である場合の数を、全ての取り出し方で割ったものです。
これは、和集合の要素数を求める問題であり、
同じ数字である場合の数:
積が6以下である場合の数:
同じ数字で積が6以下である場合の数:
同じ数字であるか積が6以下である場合の数:
したがって、求める確率は。
3. 最終的な答え
1/1