まず、全事象の場合の数を求める。18枚のカードから2枚を取り出す組み合わせは、18C2通りである。 18C2=2×118×17=153 次に、2枚が同じ数字である場合の数を求める。各数字について3枚のカードがあるので、同じ数字のカードを2枚選ぶ組み合わせは、各数字について3C2=3通りある。数字は1から6まであるので、同じ数字のカードを取り出す組み合わせは、3×6=18通りである。 次に、2枚の数字の和が7以下である場合の数を求める。2枚の数字の組み合わせを列挙すると、以下の通りとなる。
(1,1), (1,2), (1,3), (1,4), (1,5), (1,6)
(2,1), (2,2), (2,3), (2,4), (2,5)
(3,1), (3,2), (3,3), (3,4)
(4,1), (4,2), (4,3)
(5,1), (5,2)
(6,1)
これらの組み合わせは、6+5+4+3+2+1=21通りある。ただし、同じ数字の組み合わせ(1,1), (2,2), (3,3)は、それぞれ3C2=3通りある。異なる数字の組み合わせについては、3×3=9通りある。 数字の和が7以下の場合の数は、
(1,1), (2,2), (3,3): 3×3=9 (1,2), (1,3), (1,4), (1,5), (1,6): 5×3×3=45 (2,1), (2,3), (2,4), (2,5): 4×3×3=36 (3,1), (3,2), (3,4): 3×3×3=27 (4,1), (4,2), (4,3): 3×3×3=27 (5,1), (5,2): 2×3×3=18 (6,1): 1×3×3=9 合計 9+45+36+27+27+18+9=171 これは異なる数字なので、半分にする必要はない。 2枚が同じ数字であるか、2枚の数字の和が7以下である確率を求める。2枚が同じ数字の場合の数は18通り。2枚の数字の和が7以下である場合の数は、9+45+36+27+27+18+9=171。ここで、2枚が同じ数字である場合を重複して数えている。 2枚が同じ数字であるかつ和が7以下である組み合わせは、(1,1),(2,2),(3,3)の3通り。それぞれの数字は3枚ずつあるので、3C2=3。よって、3×3=9通り。 和が7以下である組み合わせの数は、
(1,1):3, (1,2):9, (1,3):9, (1,4):9, (1,5):9, (1,6):9
(2,1):9, (2,2):3, (2,3):9, (2,4):9, (2,5):9
(3,1):9, (3,2):9, (3,3):3, (3,4):9
(4,1):9, (4,2):9, (4,3):9
(5,1):9, (5,2):9
(6,1):9
合計 3+9+9+9+9+9+9+3+9+9+9+9+9+3+9+9+9+9+9+9=171 P(A∪B)=P(A)+P(B)−P(A∩B) 同じ数字である確率: 15318 和が7以下である確率: 15363 同じ数字かつ和が7以下である確率:1539 15318+15363−1539=15318+63−9=15372=5124=178 全事象:18C2=218⋅17=153 2枚が同じ数字:各数字3枚から2枚を選ぶので、3C2=3通り。これが6つの数字であるので、 3⋅6=18通り 2枚の数の和が7以下:
(1,x): x=1,2,3,4,5,6 -> 3C2+3C1⋅3C1⋅5=3+9⋅5=48 (2,x): x=1,2,3,4,5 -> 3C1⋅3C1⋅4+3C2=9⋅4+3=39 (3,x): x=1,2,3,4 -> 9⋅3+3=30 (4,x): x=1,2,3 -> 9⋅3=27 (5,x): x=1,2 -> 9⋅2=18 (6,x): x=1 -> 9⋅1=9 3+45+36+27+18+9=138+13=63 P=15318+15363−1539=15372=17⋅98⋅9=178