自然数 $m$ と $n$ の組み合わせについて、方程式 $4m + 7n = 60$ が成り立つとき、$m$ が取り得る値を全て求める。

代数学不定方程式整数解一次方程式
2025/8/8

1. 問題の内容

自然数 mmnn の組み合わせについて、方程式 4m+7n=604m + 7n = 60 が成り立つとき、mm が取り得る値を全て求める。

2. 解き方の手順

まず、4m+7n=604m + 7n = 60mm について解きます。
4m=607n4m = 60 - 7n
m=607n4m = \frac{60 - 7n}{4}
m=157n4m = 15 - \frac{7n}{4}
mm は自然数なので、157n415 - \frac{7n}{4} は自然数でなければなりません。つまり、7n4\frac{7n}{4} は整数であり、nn は 4 の倍数である必要があります。 また、mm が自然数であるためには、607n>060-7n > 0 である必要があります。すなわち、7n<607n < 60 である必要があり、n<6078.57n < \frac{60}{7} \approx 8.57 となります。
nn は自然数で4の倍数なので、n=4n = 4 または n=8n = 8 である可能性があります。
n=4n = 4 のとき:
m=607×44=60284=324=8m = \frac{60 - 7 \times 4}{4} = \frac{60 - 28}{4} = \frac{32}{4} = 8
n=8n = 8 のとき:
m=607×84=60564=44=1m = \frac{60 - 7 \times 8}{4} = \frac{60 - 56}{4} = \frac{4}{4} = 1
したがって、mm は 8 または 1 となります。

3. 最終的な答え

mm が取り得る値は 1 と 8 です。

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