(1) 点A, Bの座標を求める。
x=−3 のとき、y=31(−3)2=31(9)=3。よって、A(-3, 3)。 x=6 のとき、y=31(6)2=31(36)=12。よって、B(6, 12)。 直線ABの式を y=ax+b とおく。 A(-3, 3)を通るので、3=−3a+b。 B(6, 12)を通るので、12=6a+b。 この連立方程式を解く。
12=6a+b 3=−3a+b 引くと 9=9a より、a=1。 3=−3(1)+b より、b=6。 よって、直線ABの式は y=x+6。 (2) △OABの面積を求める。 直線ABとy軸の交点Cのy座標は、x=0 を y=x+6 に代入して、y=6。よって、C(0, 6)。 △OABの面積は、△OACの面積と△OBCの面積の和で求めることができる。 △OACの面積は 21×OC×∣Aのx座標∣=21×6×3=9。 △OBCの面積は 21×OC×Bのx座標=21×6×6=18。 △OABの面積は 9+18=27。 別解として、点A,Bからx軸へ垂線を下ろした点をそれぞれD,Eとする。
この時、ABEDは台形であり、OはDE上に存在する。
△OAB=ABED−△ADO−△OBE ABED=23+6∗(12−3)=29∗9=281 △ADO=23∗3=29 △OBE=26∗12=36=272 よって
△OAB=281−29−272=281−9−72=20=0 これは間違っているので、以下の解法を使う。
△OAB=21∣xAyB−xByA∣=21∣(−3)(12)−(6)(3)∣=21∣−36−18∣=21∣−54∣=27 (3) 点Pの座標を求める。
点Pのx座標を t とすると、y=31t2 より、P(t,31t2)。 △OCPの面積は 21×OC×∣Pのx座標∣=21×6×∣t∣=3∣t∣。 △OCPの面積 : △OABの面積 = 2:5 なので、3∣t∣:27=2:5。 3∣t∣×5=27×2 15∣t∣=54 ∣t∣=1554=518 −3<t<6 なので、t=±518。 t=518 のとき、y=31(518)2=31(25324)=25108。 t=−518 のとき、y=31(−518)2=31(25324)=25108。 x座標は −3<x<6 なので、−518=−3.6 なので、これは条件を満たさない。 518=3.6 なので条件を満たす。 よって、点Pの座標は (518,25108)。