与えられた2つの2次方程式の解を判別します。解の判別とは、解の種類(実数解の個数や重解かどうか)を判別式を用いて判断することです。 (1) $-2x^2 + 4x + 1 = 0$ (2) $x^2 + 6x + 10 = 0$

代数学二次方程式判別式解の判別
2025/8/9

1. 問題の内容

与えられた2つの2次方程式の解を判別します。解の判別とは、解の種類(実数解の個数や重解かどうか)を判別式を用いて判断することです。
(1) 2x2+4x+1=0-2x^2 + 4x + 1 = 0
(2) x2+6x+10=0x^2 + 6x + 10 = 0

2. 解き方の手順

2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の判別式 DD は、D=b24acD = b^2 - 4ac で与えられます。
- D>0D > 0 のとき、異なる2つの実数解を持ちます。
- D=0D = 0 のとき、重解(ただ1つの実数解)を持ちます。
- D<0D < 0 のとき、実数解を持ちません(異なる2つの虚数解を持ちます)。
(1) 2x2+4x+1=0-2x^2 + 4x + 1 = 0
a=2a = -2, b=4b = 4, c=1c = 1 なので、
D=424(2)(1)=16+8=24>0D = 4^2 - 4(-2)(1) = 16 + 8 = 24 > 0
したがって、異なる2つの実数解を持ちます。
(2) x2+6x+10=0x^2 + 6x + 10 = 0
a=1a = 1, b=6b = 6, c=10c = 10 なので、
D=624(1)(10)=3640=4<0D = 6^2 - 4(1)(10) = 36 - 40 = -4 < 0
したがって、実数解を持ちません(異なる2つの虚数解を持ちます)。

3. 最終的な答え

(1) 異なる2つの実数解
(2) 実数解なし(異なる2つの虚数解)

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