点Oを中心とする円Oの円周上に2点A, Bがある。A, Bを通る円Oの接線をそれぞれ $l$, $m$ とする。直線 $l$ と $m$ が点Pで交わるとき、$PA = PB$ であることを証明する。

幾何学接線合同証明
2025/8/9

1. 問題の内容

点Oを中心とする円Oの円周上に2点A, Bがある。A, Bを通る円Oの接線をそれぞれ ll, mm とする。直線 llmm が点Pで交わるとき、PA=PBPA = PB であることを証明する。

2. 解き方の手順

円の中心Oと接点A, Bを結ぶ。
すると、OA, OBはそれぞれ接線 ll, mm と垂直になる。
つまり、OAP=90\angle OAP = 90^\circ かつ OBP=90\angle OBP = 90^\circ である。
OAP\triangle OAPOBP\triangle OBP において、
OA=OBOA = OB (円の半径)
OP=OPOP = OP (共通)
OAP=OBP=90\angle OAP = \angle OBP = 90^\circ
したがって、OAPOBP\triangle OAP \equiv \triangle OBP (斜辺と他の1辺がそれぞれ等しい)
合同な図形の対応する辺は等しいので、PA=PBPA = PB

3. 最終的な答え

OAPOBP\triangle OAP \equiv \triangle OBP より、PA=PBPA = PB である。

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