2つの直線 $y = \frac{1}{2}x + 9$ と $y = -2x + 4$ があります。直線①と②がx軸と交わる点をそれぞれA、Bとし、直線①と②の交点をCとします。以下の問いに答えてください。 1. 点Cの座標を求めなさい。

幾何学直線交点三角形の面積座標平面連立方程式図形
2025/8/9

1. 問題の内容

2つの直線 y=12x+9y = \frac{1}{2}x + 9y=2x+4y = -2x + 4 があります。直線①と②がx軸と交わる点をそれぞれA、Bとし、直線①と②の交点をCとします。以下の問いに答えてください。

1. 点Cの座標を求めなさい。

2. 三角形ABCの面積を求めなさい。

3. 点Cを通り、三角形ABCの面積を2等分する直線の式を求めなさい。

4. 直線②とy軸との交点をDとするとき、四角形ODCAの面積を求めなさい。

2. 解き方の手順

1. 点Cの座標を求める

点Cは2つの直線の交点なので、連立方程式を解くことで求められます。
y=12x+9y = \frac{1}{2}x + 9
y=2x+4y = -2x + 4
12x+9=2x+4\frac{1}{2}x + 9 = -2x + 4
52x=5\frac{5}{2}x = -5
x=2x = -2
y=2(2)+4=8y = -2(-2) + 4 = 8
したがって、点Cの座標は (2,8)(-2, 8) です。

2. 三角形ABCの面積を求める

まず、点Aと点Bの座標を求めます。
点Aは直線①とx軸との交点なので、y=0を代入すると
0=12x+90 = \frac{1}{2}x + 9
x=18x = -18
したがって、点Aの座標は (18,0)(-18, 0) です。
点Bは直線②とx軸との交点なので、y=0を代入すると
0=2x+40 = -2x + 4
x=2x = 2
したがって、点Bの座標は (2,0)(2, 0) です。
三角形ABCの面積は、底辺をABとすると、高さは点Cのy座標になります。
ABの長さは 2(18)=20|2 - (-18)| = 20 です。
したがって、三角形ABCの面積は 12×20×8=80\frac{1}{2} \times 20 \times 8 = 80 です。

3. 点Cを通り、三角形ABCの面積を2等分する直線の式を求める

三角形ABCの面積を2等分する直線は、辺ABの中点を通ります。
ABの中点をMとすると、Mの座標は (18+22,0+02)=(8,0)(\frac{-18+2}{2}, \frac{0+0}{2}) = (-8, 0) です。
点C (2,8)(-2, 8) と点M (8,0)(-8, 0) を通る直線の式を求めます。
傾きは 802(8)=86=43\frac{8-0}{-2-(-8)} = \frac{8}{6} = \frac{4}{3} です。
したがって、求める直線の式は y=43(x+8)y = \frac{4}{3}(x + 8)
y=43x+323y = \frac{4}{3}x + \frac{32}{3}

4. 四角形ODCAの面積を求める

点Dは直線②とy軸との交点なので、x=0を代入すると
y=2(0)+4=4y = -2(0) + 4 = 4
したがって、点Dの座標は (0,4)(0, 4) です。
四角形ODCAの面積は、三角形ODCと三角形OCAの面積の和で求められます。
三角形ODCの面積は 12×4×2=4\frac{1}{2} \times 4 \times |-2| = 4 です。
三角形OCAの面積は、底辺をOAとすると、高さは点Cのy座標になります。
OAの長さは 180=18|-18 - 0| = 18 です。
したがって、三角形OCAの面積は 12×18×8=72\frac{1}{2} \times 18 \times 8 = 72 です。
よって、四角形ODCAの面積は 4+72=764 + 72 = 76 です。

3. 最終的な答え

1. 点Cの座標: $(-2, 8)$

2. 三角形ABCの面積: $80$

3. 点Cを通り、三角形ABCの面積を2等分する直線の式: $y = \frac{4}{3}x + \frac{32}{3}$

4. 四角形ODCAの面積: $76$

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