直線 $y = 2x - 6$ と $y = -\frac{1}{2}x + 4$ が与えられています。これらの直線と $y$軸との交点をそれぞれA, Bとします。また、直線 $y = 2x - 6$ と $y = -\frac{1}{2}x + 4$ の交点をCとします。このとき、原点Oを通り、三角形ACBの面積を2等分する直線$l$の式を求めます。

幾何学直線座標面積三角形交点
2025/8/9

1. 問題の内容

直線 y=2x6y = 2x - 6y=12x+4y = -\frac{1}{2}x + 4 が与えられています。これらの直線と yy軸との交点をそれぞれA, Bとします。また、直線 y=2x6y = 2x - 6y=12x+4y = -\frac{1}{2}x + 4 の交点をCとします。このとき、原点Oを通り、三角形ACBの面積を2等分する直線llの式を求めます。

2. 解き方の手順

まず、点A, B, Cの座標を求めます。
点Aは直線 y=2x6y = 2x - 6yy軸の交点なので、x=0x = 0 を代入して、y=2(0)6=6y = 2(0) - 6 = -6。よって、A(0, -6)です。
点Bは直線 y=12x+4y = -\frac{1}{2}x + 4yy軸の交点なので、x=0x = 0 を代入して、y=12(0)+4=4y = -\frac{1}{2}(0) + 4 = 4。よって、B(0, 4)です。
点Cは直線 y=2x6y = 2x - 6y=12x+4y = -\frac{1}{2}x + 4 の交点なので、
2x6=12x+42x - 6 = -\frac{1}{2}x + 4
52x=10\frac{5}{2}x = 10
x=4x = 4
y=2(4)6=2y = 2(4) - 6 = 2
よって、C(4, 2)です。
次に、三角形ACBの面積を求めます。底辺ABの長さは 4(6)=104 - (-6) = 10、高さは点Cのxx座標なので4です。したがって、三角形ACBの面積は 12×10×4=20\frac{1}{2} \times 10 \times 4 = 20 です。
直線llは三角形ACBの面積を2等分するので、三角形ACBの面積の半分、つまり10となります。直線llは原点Oを通るので、y=kxy = kx と表せます。直線llと線分BCの交点をDとすると、三角形AOBの面積は 12×AB×h=12×10×h=5h\frac{1}{2} \times AB \times h = \frac{1}{2} \times 10 \times h = 5h であり、三角形AOBの面積は線分OBと線分OAに区切られていて、三角形AOBの面積は、12×6×xD+12×4×xD=5xD\frac{1}{2} \times 6 \times x_D + \frac{1}{2} \times 4 \times x_D = 5x_Dです。三角形OCB = 10となるような直線llを求めるには、線分BC上の点D(xd, yd)を求める必要があります。直線llは原点を通るので、y=mxy=mxとおける。また、線分BCはy=12x+4y=-\frac{1}{2}x+4上にあるので、yd=12xd+4yd=-\frac{1}{2}xd+4。三角形OBC = 10となるためには、12×OB×xC=10\frac{1}{2} \times OB \times x_C = 10。OB = 4 なので、2xC=102x_C = 10となり、xC=5x_C = 5。点Cはy = mx上にあるので、yd = mxd。
12xd+4=mxd -\frac{1}{2}x_d + 4 = m x_d
三角形OBC = 10。 よって  12×4×x=10\frac{1}{2} \times 4 \times x = 10x=5x = 5。 よって直線lとBCの交点のxx座標は5。y = -1/2(5)+4 = 3/

2. よって交点の座標は(5, 3/2). 原点を通るので傾きは (3/2)/5 = 3/10。

よって y=310xy = \frac{3}{10} x

3. 最終的な答え

y=310xy = \frac{3}{10}x

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