原点Oと3点A(2,5), B(6,5), C(8,0)を頂点とする台形OABCがある。点Aを通り、台形OABCの面積を2等分する直線lの式を求める。

幾何学台形面積直線の方程式座標平面
2025/8/9

1. 問題の内容

原点Oと3点A(2,5), B(6,5), C(8,0)を頂点とする台形OABCがある。点Aを通り、台形OABCの面積を2等分する直線lの式を求める。

2. 解き方の手順

まず、台形OABCの面積を求める。台形OABCは上底AB、下底OC、高さが5の台形である。
ABの長さは 62=46-2=4
OCの長さは 80=88-0=8
台形の面積は、(上底 + 下底) × 高さ ÷ 2 で計算できるので、
台形OABCの面積は、
(4+8)×5÷2=12×5÷2=30(4+8) \times 5 \div 2 = 12 \times 5 \div 2 = 30
直線lは台形OABCの面積を2等分するので、直線lによって分割される図形の面積は 30÷2=1530 \div 2 = 15 となる。
直線lは点A(2,5)を通るので、直線lと辺OCとの交点をD(d,0)とする。
直線lは三角形AODの面積を15とする。
三角形AODの面積は、OD×Ay座標÷2=d×5÷2OD \times Aのy座標 \div 2 = d \times 5 \div 2
したがって、5d÷2=155d \div 2 = 15
5d=305d = 30
d=6d = 6
したがって、D(6,0)である。
直線lは点A(2,5)と点D(6,0)を通る直線である。
傾きをmとすると、
m=0562=54m = \frac{0-5}{6-2} = \frac{-5}{4}
したがって、直線lの式は、y=54x+by = -\frac{5}{4}x + bとおける。
点A(2,5)を通るので、5=54×2+b5 = -\frac{5}{4} \times 2 + b
5=52+b5 = -\frac{5}{2} + b
b=5+52=102+52=152b = 5 + \frac{5}{2} = \frac{10}{2} + \frac{5}{2} = \frac{15}{2}
したがって、直線lの式は、y=54x+152y = -\frac{5}{4}x + \frac{15}{2}

3. 最終的な答え

y=54x+152y = -\frac{5}{4}x + \frac{15}{2}

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