(1) $AB = 5$, $AC = 8$ である $\triangle ABC$ において、$\angle A$ の二等分線と辺 $BC$ の交点を $D$ とするとき、$BD : DC$ を求めよ。 (2) $AB=5$, $BC=6$, $CA=4$ である $\triangle ABC$ において、$\angle A$ の二等分線と辺 $BC$ の交点を $D$ とするとき、$BD$ を求めよ。 (5) 円周上に4点 $A, B, C, D$ があり、2つの弦 $AB, CD$ の交点を $P$ とする。$PA = 5, PB = 7$ であるとき、$PC \cdot PD$ を求めよ。 (6) 円周上に4点 $A, B, C, D$ があり、2つの弦 $AB, CD$ の交点を $P$ とする。$PA = \sqrt{3}, PC = 3, PD = 5$ であるとき、$PB$ を求めよ。

幾何学三角形角の二等分線方べきの定理
2025/8/9

1. 問題の内容

(1) AB=5AB = 5, AC=8AC = 8 である ABC\triangle ABC において、A\angle A の二等分線と辺 BCBC の交点を DD とするとき、BD:DCBD : DC を求めよ。
(2) AB=5AB=5, BC=6BC=6, CA=4CA=4 である ABC\triangle ABC において、A\angle A の二等分線と辺 BCBC の交点を DD とするとき、BDBD を求めよ。
(5) 円周上に4点 A,B,C,DA, B, C, D があり、2つの弦 AB,CDAB, CD の交点を PP とする。PA=5,PB=7PA = 5, PB = 7 であるとき、PCPDPC \cdot PD を求めよ。
(6) 円周上に4点 A,B,C,DA, B, C, D があり、2つの弦 AB,CDAB, CD の交点を PP とする。PA=3,PC=3,PD=5PA = \sqrt{3}, PC = 3, PD = 5 であるとき、PBPB を求めよ。

2. 解き方の手順

(1) 角の二等分線の性質より、BD:DC=AB:ACBD : DC = AB : AC である。
BD:DC=5:8BD : DC = 5 : 8
(2) 角の二等分線の性質より、BD:DC=AB:ACBD : DC = AB : AC である。
BD:DC=5:4BD : DC = 5 : 4
BD+DC=BC=6BD + DC = BC = 6
BD=55+4×6=59×6=103BD = \frac{5}{5+4} \times 6 = \frac{5}{9} \times 6 = \frac{10}{3}
(5) 方べきの定理より、PAPB=PCPDPA \cdot PB = PC \cdot PD である。
PCPD=5×7=35PC \cdot PD = 5 \times 7 = 35
(6) 方べきの定理より、PAPB=PCPDPA \cdot PB = PC \cdot PD である。
3PB=35\sqrt{3} \cdot PB = 3 \cdot 5
PB=153=1533=53PB = \frac{15}{\sqrt{3}} = \frac{15\sqrt{3}}{3} = 5\sqrt{3}

3. 最終的な答え

(1) BD:DC=5:8BD : DC = 5 : 8
(2) BD=103BD = \frac{10}{3}
(5) PCPD=35PC \cdot PD = 35
(6) PB=53PB = 5\sqrt{3}

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