3点 $A(-1, -1, -1)$, $B(1, 2, 3)$, $C(x, y, 1)$ が一直線上にあるとき、$x, y$ の値を求めよ。

幾何学ベクトル空間ベクトル一直線連立方程式
2025/8/9

1. 問題の内容

3点 A(1,1,1)A(-1, -1, -1), B(1,2,3)B(1, 2, 3), C(x,y,1)C(x, y, 1) が一直線上にあるとき、x,yx, y の値を求めよ。

2. 解き方の手順

3点が一直線上にあるとき、ベクトルAC\overrightarrow{AC} とベクトルAB\overrightarrow{AB} は平行である。つまり、ある実数 kk を用いて AC=kAB\overrightarrow{AC} = k\overrightarrow{AB} と表せる。
まず、ベクトルAC\overrightarrow{AC}AB\overrightarrow{AB}を求める。
AC=(x(1)y(1)1(1))=(x+1y+12)\overrightarrow{AC} = \begin{pmatrix} x - (-1) \\ y - (-1) \\ 1 - (-1) \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} x+1 \\ y+1 \\ 2 \end{pmatrix}
AB=(1(1)2(1)3(1))=(234)\overrightarrow{AB} = \begin{pmatrix} 1 - (-1) \\ 2 - (-1) \\ 3 - (-1) \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} 2 \\ 3 \\ 4 \end{pmatrix}
AC=kAB\overrightarrow{AC} = k\overrightarrow{AB} より、
(x+1y+12)=k(234)\begin{pmatrix} x+1 \\ y+1 \\ 2 \end{pmatrix} = k \begin{pmatrix} 2 \\ 3 \\ 4 \end{pmatrix}
(x+1y+12)=(2k3k4k)\begin{pmatrix} x+1 \\ y+1 \\ 2 \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} 2k \\ 3k \\ 4k \end{pmatrix}
したがって、以下の連立方程式が得られる。
x+1=2kx + 1 = 2k
y+1=3ky + 1 = 3k
2=4k2 = 4k
3番目の式より、k=24=12k = \frac{2}{4} = \frac{1}{2}
これを1番目と2番目の式に代入する。
x+1=2(12)=1x + 1 = 2(\frac{1}{2}) = 1
y+1=3(12)=32y + 1 = 3(\frac{1}{2}) = \frac{3}{2}
よって、x=11=0x = 1 - 1 = 0, y=321=12y = \frac{3}{2} - 1 = \frac{1}{2}

3. 最終的な答え

x=0x = 0, y=12y = \frac{1}{2}

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