底面の半径が3cm、高さが4cmの円錐の表面積を求める問題です。円周率は $\pi$ とします。

幾何学円錐表面積三平方の定理体積図形
2025/8/9

1. 問題の内容

底面の半径が3cm、高さが4cmの円錐の表面積を求める問題です。円周率は π\pi とします。

2. 解き方の手順

円錐の表面積は、底面積と側面積の和で求められます。
まず、底面積を求めます。底面は半径3cmの円なので、面積は
π×32=9π \pi \times 3^2 = 9\pi 平方cmです。
次に、側面積を求めます。側面積は、円錐の展開図における扇形の面積です。扇形の半径は、円錐の母線の長さに等しくなります。母線の長さを ll とすると、三平方の定理より、
l=32+42=9+16=25=5l = \sqrt{3^2 + 4^2} = \sqrt{9 + 16} = \sqrt{25} = 5 cmです。
扇形の弧の長さは、底面の円周に等しく、 2π×3=6π2\pi \times 3 = 6\pi cmです。
したがって、側面積は、
12×5×6π=15π\frac{1}{2} \times 5 \times 6\pi = 15\pi 平方cmです。
最後に、表面積は、底面積と側面積の和なので、
9π+15π=24π9\pi + 15\pi = 24\pi 平方cmです。

3. 最終的な答え

24π24\pi 平方cm

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