図に示された3つの問題について、それぞれ角度$x$の大きさを求める問題です。ただし、同じ印が付いた角の大きさは等しいものとします。

幾何学角度三角形四角形内角の和
2025/8/9

1. 問題の内容

図に示された3つの問題について、それぞれ角度xxの大きさを求める問題です。ただし、同じ印が付いた角の大きさは等しいものとします。

2. 解き方の手順

(1)
小さい三角形の内角をそれぞれaaaabbbbとすると、小さい三角形の内角の和は180°なので、2a+2b+x=180°2a + 2b + x = 180°と表せる。
大きい三角形の内角の和は180°なので、2a+2b+72°=180°2a + 2b + 72° = 180°と表せる。
よって、2a+2b=180°72°=108°2a + 2b = 180° - 72° = 108°となる。
2a+2b+x=180°2a + 2b + x = 180°に、2a+2b=108°2a + 2b = 108°を代入すると、108°+x=180°108° + x = 180°となる。
x=180°108°=72°x = 180° - 108° = 72°
(2)
四角形の内角の和は360°なので、四角形の2つの角をそれぞれaaaabbbbとすると、a+b+115°+79°=360°a + b + 115° + 79° = 360°となる。
よって、2a+2b=360°115°79°=166°2a + 2b = 360° - 115° - 79° = 166°となる。
小さい三角形の内角の和は180°なので、a+b+x=180°a + b + x = 180°となる。
a+b=166°2=83°a + b = \frac{166°}{2} = 83°なので、83°+x=180°83° + x = 180°となる。
x=180°83°=97°x = 180° - 83° = 97°
(3)
四角形の2つの角をそれぞれaaaaとすると、a+a+130°+64°=360°a + a + 130° + 64° = 360°となる。
よって、2a=360°130°64°=166°2a = 360° - 130° - 64° = 166°なので、a=83°a = 83°となる。
したがって、x=180°a=180°83°=97°x = 180° - a = 180° - 83° = 97°となる。

3. 最終的な答え

(1) x=72°x = 72°
(2) x=97°x = 97°
(3) x=97°x = 97°

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