ある学校の男子生徒の10%がメイクをしている。この学校から2人の男子生徒を任意に選んだとき、1人だけがメイクをしている確率を求める。

確率論・統計学確率確率計算独立事象組み合わせ
2025/8/9

1. 問題の内容

ある学校の男子生徒の10%がメイクをしている。この学校から2人の男子生徒を任意に選んだとき、1人だけがメイクをしている確率を求める。

2. 解き方の手順

* **確率の定義**: ある事象が発生する確率は、その事象が発生するすべての可能な結果の数と、すべての可能な結果の総数の比です。
* **事象の分割**: 2人中1人だけがメイクをしている確率は、次の2つの排反な事象の確率の和として計算できます。
* 1人目の男子生徒がメイクをしていて、2人目の男子生徒がメイクをしていない。
* 1人目の男子生徒がメイクをしていなくて、2人目の男子生徒がメイクをしている。
メイクをしている確率を pp 、メイクをしていない確率を 1p1-p とすると、
p=0.1p=0.1
1p=0.91-p=0.9
したがって、求める確率は以下の式で表されます。
P=p×(1p)+(1p)×p=2×p×(1p)P = p \times (1-p) + (1-p) \times p = 2 \times p \times (1-p)
p=0.1p = 0.1 を代入すると、
P=2×0.1×0.9=2×0.09=0.18P = 2 \times 0.1 \times 0.9 = 2 \times 0.09 = 0.18
0.180.18 は18%である。

3. 最終的な答え

エ 18%

「確率論・統計学」の関連問題

(4) 男子2人、女子3人が横一列に並ぶとき、男女が交互に並ぶ並び方の総数を求めます。 (5) A, B, C, Dの4人が円形に並ぶ方法の総数を求めます。 (6) 5つの数字1, 2, 3, 4, ...

順列組み合わせ場合の数円順列整数
2025/8/10

20人の生徒の数学のテストの得点が与えられています。このデータの平均値と中央値を求め、それぞれ空欄に当てはまる数値を答えます。

平均値中央値データ解析統計
2025/8/10

問題はヒストグラムが与えられており、以下の3つの値を求める問題です。 * クラスの人数 * 度数が最も多い階級の相対度数 * 30分以上40分未満の階級の累積相対度数

ヒストグラム度数分布相対度数累積相対度数統計
2025/8/10

コインを複数回投げた時の表の出た回数と、それに対応する相対度数が表で与えられています。表の空欄を埋め、このコインを投げたときに表が出る確率を推定します。

確率相対度数データの分析確率の推定
2025/8/10

度数分布表が与えられており、20点以上40点未満の階級の階級値、平均値、最頻値を求める問題です。

度数分布表階級値平均値最頻値統計
2025/8/10

あるクラスの生徒20人の数学のテストの得点が与えられています。これらのデータから平均値と中央値を求めます。

平均値中央値データ分析統計
2025/8/10

与えられたヒストグラムから、クラスの総人数、度数が最も多い階級の相対度数、30分以上40分未満の階級の累積相対度数を求める問題です。

ヒストグラム度数分布相対度数累積相対度数
2025/8/10

与えられた度数分布表から、以下の値を求めます。 * 階級の幅(ア) * 体重が55kgの生徒が入る階級(イウ 以上 エオ 未満) * 度数が最も多い階級(カキ 以上 クケ 未満)

度数分布表階級統計
2025/8/10

大型バスの乗客のうち、成人が全体の70%、成人男性が全体の42%である。成人の乗客から1人を選ぶとき、それが男性である確率を求める。

確率条件付き確率割合
2025/8/10

10個のデータ:4, 10, 15, 3, 41, 7, 30, 28, a, b (ただし、$a<b$) が与えられている。このデータの第1四分位数が6歳、第2四分位数(中央値)が11歳、第3四分位...

データの分析四分位数中央値データの並び替え
2025/8/10