コインを複数回投げた時の表の出た回数と、それに対応する相対度数が表で与えられています。表の空欄を埋め、このコインを投げたときに表が出る確率を推定します。

確率論・統計学確率相対度数データの分析確率の推定
2025/8/10

1. 問題の内容

コインを複数回投げた時の表の出た回数と、それに対応する相対度数が表で与えられています。表の空欄を埋め、このコインを投げたときに表が出る確率を推定します。

2. 解き方の手順

まず、表の空欄を埋めます。相対度数は 表が出た回数投げた回数\frac{表が出た回数}{投げた回数} で求められます。
* 空欄「ヘ」: 投げた回数200回、表が出た回数75回なので、相対度数は 75200=0.375\frac{75}{200} = 0.375 です。小数第3位を四捨五入すると、0.38です。
* 空欄「ホ」: 投げた回数500回、表が出た回数198回なので、相対度数は 198500=0.396\frac{198}{500} = 0.396 です。小数第3位を四捨五入すると、0.40です。
* 空欄「マ」: 投げた回数1000回、表が出た回数394回なので、相対度数は 3941000=0.394\frac{394}{1000} = 0.394 です。小数第3位を四捨五入すると、0.39です。
次に、コインを投げたときに表が出る確率を推定します。これは、相対度数の平均値を取ることで推定できます。
相対度数は、0.40, 0.38, 0.40, 0.39 です。これらの平均は
0.40+0.38+0.40+0.394=1.574=0.3925\frac{0.40 + 0.38 + 0.40 + 0.39}{4} = \frac{1.57}{4} = 0.3925
小数第3位を四捨五入すると、0.39 です。

3. 最終的な答え

ヘ: 0.38
ホ: 0.40
マ: 0.39
表が出る確率: 0.39 (選択肢②)

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