右図のような道があるとき、点Pから点Qまで最短経路を進むことを考える。このとき、以下の問題を解く。 (2) 各交差点で上へ行くか右へ行くかが同様に確からしいとして、点Rを通る確率を求めよ。
2025/8/10
1. 問題の内容
右図のような道があるとき、点Pから点Qまで最短経路を進むことを考える。このとき、以下の問題を解く。
(2) 各交差点で上へ行くか右へ行くかが同様に確からしいとして、点Rを通る確率を求めよ。
2. 解き方の手順
点Pから点Qまで最短経路で進むためには、右に3回、上に2回移動する必要がある。
点Pから点Rまで最短経路で進むためには、右に2回、上に1回移動する必要がある。
点Rから点Qまで最短経路で進むためには、右に1回、上に1回移動する必要がある。
各交差点で上に行くか右に行くかの確率はそれぞれ1/2である。
PからRへ行く確率は、右に2回、上に1回行く経路の数 で求められる。
PからRへ行く経路の数は、3回の移動のうち上に移動する1回を選ぶ組み合わせなので、 通り。
したがって、PからRへ行く確率は
RからQへ行く確率は、右に1回、上に1回行く経路の数 で求められる。
RからQへ行く経路の数は、2回の移動のうち上に移動する1回を選ぶ組み合わせなので、 通り。
したがって、RからQへ行く確率は
PからRを通ってQへ行く確率は、PからRへ行く確率とRからQへ行く確率の積で求められる。
したがって、求める確率は