あるメーカーのポップコーン1袋の重さは100gを基準としている。標準偏差は6gである。144袋を無作為に抽出したところ、平均の重さは98.8gであった。1袋の平均の重さは100gではないと判断してよいか、有意水準5%で検定する問題。空欄 $16$ から $22$ を埋める必要がある。

確率論・統計学仮説検定正規分布標本平均Z検定
2025/8/10

1. 問題の内容

あるメーカーのポップコーン1袋の重さは100gを基準としている。標準偏差は6gである。144袋を無作為に抽出したところ、平均の重さは98.8gであった。1袋の平均の重さは100gではないと判断してよいか、有意水準5%で検定する問題。空欄 1616 から 2222 を埋める必要がある。

2. 解き方の手順

まず、標本平均 X\overline{X} の分布を考える。母平均 m=100m=100、標準偏差 σ=6\sigma = 6、サンプルサイズ n=144n=144 であるから、X\overline{X} の分布は正規分布 N(100,62144)N(100, \frac{6^2}{144}) と見なせる。
次に、Z値を計算する式を考える。Z値は、X\overline{X} の値を標準化したものであるから、
Z=Xmσ/nZ = \frac{\overline{X} - m}{\sigma / \sqrt{n}}
ここで、m=100m = 100σ=6\sigma = 6n=144n = 144 であるから、
Z=X1006/144=X1006/12=X1000.5Z = \frac{\overline{X} - 100}{6 / \sqrt{144}} = \frac{\overline{X} - 100}{6/12} = \frac{\overline{X} - 100}{0.5}
したがって、Z=X1000.5Z = \frac{\overline{X} - 100}{0.5} となる。
1616100100171710010018180.50.5 が入る。
次に、X=98.8\overline{X} = 98.8 のときの Z値を計算する。
Z=98.81000.5=1.20.5=2.4Z = \frac{98.8 - 100}{0.5} = \frac{-1.2}{0.5} = -2.4
したがって、191910010020200.50.5212122222244 が入る。

3. 最終的な答え

16: 100
17: 100
18: 0.5
19: 100
20: 0.5
21: 2
22: 4

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$11 + 5 + 2 = 18$

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