100人の野球選手を無作為抽出し、直近1週間に打ったホームランの本数を調べた結果が表にまとめられている。このデータを用いて、1人あたりのホームラン数の母平均を信頼度95%で推定する問題です。標本平均は既に1本と分かっています。母標準偏差の値が不明だが、標本サイズが大きいことから、95%信頼区間を求める必要があります。
2025/8/10
1. 問題の内容
100人の野球選手を無作為抽出し、直近1週間に打ったホームランの本数を調べた結果が表にまとめられている。このデータを用いて、1人あたりのホームラン数の母平均を信頼度95%で推定する問題です。標本平均は既に1本と分かっています。母標準偏差の値が不明だが、標本サイズが大きいことから、95%信頼区間を求める必要があります。
2. 解き方の手順
まず、標本平均を計算します。問題文より、です。
次に、標本分散を計算します。
ここで、はホームランの本数、は人数(度数)、nは標本サイズです。
標本標準偏差は
母標準偏差が不明であるため、標本標準偏差で代用します。標本サイズn=100と大きいので、t分布ではなく正規分布で近似します。信頼度95%なので、を用います。
95%信頼区間は以下のように計算します。
画像から、
1: 1
2: 100/99
3: 10
4: 10
5: 100/99
6: 10
7: 10
8: 0.80
9: 0.81
10: 0.82
11: 0.83
12: 1.17
13: 1.18
14: 1.19
15: 1.20
よって、答えは以下のようになります。
1: 1
2: 100
3: 10
4: 99
5: 100
6: 10
7: 99
8: 0.80
14: 1.19
3. 最終的な答え
標本平均は 1 本である。
95%信頼区間は、
すなわち、