(2) 初項250, 公差-8である等差数列の初項から第$n$項までの和を$S_n$とすると、$S_n$が最大となるのは、$n$がいくつのときか。 (3) 初項が3, 第6項が96の等比数列の第4項はいくつか。 (4) 数列 $\{a_n\}$ の初項から第$n$項までの和$S_n$が、$S_n = n^2 + 2n$ ($n=1, 2, 3, \dots$) のとき、$a_n$を求めよ。 (5) $\frac{1}{1\cdot2} + \frac{1}{2\cdot3} + \frac{1}{3\cdot4} + \dots + \frac{1}{9\cdot10}$を計算せよ。
2025/8/10
1. 問題の内容
(2) 初項250, 公差-8である等差数列の初項から第項までの和をとすると、が最大となるのは、がいくつのときか。
(3) 初項が3, 第6項が96の等比数列の第4項はいくつか。
(4) 数列 の初項から第項までの和が、 () のとき、を求めよ。
(5) を計算せよ。
2. 解き方の手順
(2)
等差数列の一般項は で表される。
初項が250, 公差が-8であるから、となる。
が最大となるのは、 かつ となるである。
より、なので、、となる。
より、なので、、、となる。
よって、を満たす整数はである。
(3)
等比数列の一般項は で表される。
初項が3, 第6項が96であるから、となる。
より、となる。
よって、第4項は となる。
(4)
であるから、
となる。
のとき、となる。
のとき、となり、これはと一致する。
よって、 ()となる。
(5)
であるから、
となる。
3. 最終的な答え
(2) 32
(3) 24
(4)
(5)