左辺の括弧の中は、初項1、公比2の等比数列の和です。等比数列の和の公式を用いると、
1+22+23+⋯+2n=2−11(2n+1−1)−2+1=2n+1−1−1=2n+1−2 となります。
したがって、左辺は
2(2n+1−2)=2n+2−4 右辺は、
2(2n+1−1)−4=2n+2−2−4=2n+2−6 となります。
したがって、与えられた等式は
2n+2−4=2n+2−6 となり、これは成り立ちません。
左辺を計算しなおします。
1+22+23+⋯+2n=2−11(2n−1)=2n−1と勘違いしてしまいました。正しくは、初項が1, 公比が2の等比数列の和から20=1を除いたものなので、初項を20=1から2nまでの和から21=2を除いたものを計算するべきです。 1+22+23+...+2n=2−11(2n+1−1)−21=2n+1−1−2=2n+1−3 左辺は2(2n+1−3)=2n+2−6 右辺は2(2n+1−1)−4=2n+2−2−4=2n+2−6 左辺と右辺が一致するので、与式は恒等式です。