2つの放物線 $y = 2x^2 + 1$ (1) と $y = -x^2 + c$ (2) の共通接線の方程式を求める。ただし、$c$ は定数で、$c < 1$ を満たすとする。 次に、共通接線と放物線 (1) で囲まれた部分の面積を $S_1$、共通接線と放物線 (2) で囲まれた部分の面積を $S_2$ としたとき、$\frac{S_1}{S_2}$ の値を求める。
2025/8/10
1. 問題の内容
2つの放物線 (1) と (2) の共通接線の方程式を求める。ただし、 は定数で、 を満たすとする。
次に、共通接線と放物線 (1) で囲まれた部分の面積を 、共通接線と放物線 (2) で囲まれた部分の面積を としたとき、 の値を求める。
2. 解き方の手順
(1) 共通接線の方程式を求める。
放物線 上の点 における接線の方程式は、
より、
(3)
放物線 上の点 における接線の方程式は、
より、
(4)
(3) と (4) が同じ直線を表すので、
より
共通接線の方程式は、 より を (4) に代入すると、
(2) と を求める。
積分区間は放物線と接線が接する点なので、
放物線 と共通接線 の交点は のみ。したがって、 となってしまうため、共通接線と放物線で囲まれた面積の公式を用いる。
公式 を用いる。
放物線 と接線 の交点は なので、
(間違い)
は共通接線の傾きが異なる場合を考慮する必要がある。
傾きは より正の傾きを考える。
と を解く必要がある。
解法を変える。
,
となってしまうため、解法として誤り。
最終的に、