円柱を底面に垂直な平面で切ったときの断面積を考えます。底面上の中心を原点とし、ABをx軸とする座標系を考えます。
x座標をxとすると、−1≤x≤1です。 このときのy座標をyとすると、y=1−x2となります。 このときの高さはytan(π/6)となります。tan(π/6)=1/3なので、高さはy/3=1−x2/3となります。 したがって、断面積は2×21y×3y=3y2=31−x2となります。 立体の体積は、この断面積をxについて-1から1まで積分することで求められます。
V=∫−1131−x2dx=31∫−11(1−x2)dx=31[x−3x3]−11=31[(1−31)−(−1−3−1)]=31[32−(−32)]=31×34=334=943