ある品物を仕入れ、定価を付けて売り出したが、定価では売れなかった。もし、定価の15%引きにして売れたら550円の利益が、定価の12%引きにして売れたら640円の利益がある。この品物の原価を求める。

代数学連立方程式文章問題方程式利益原価割合
2025/4/6

1. 問題の内容

ある品物を仕入れ、定価を付けて売り出したが、定価では売れなかった。もし、定価の15%引きにして売れたら550円の利益が、定価の12%引きにして売れたら640円の利益がある。この品物の原価を求める。

2. 解き方の手順

まず、定価を xx 円、原価を yy 円とする。
15%引きで売った場合の売値は x0.15x=0.85xx - 0.15x = 0.85x 円であり、利益は550円なので、
0.85xy=5500.85x - y = 550
同様に、12%引きで売った場合の売値は x0.12x=0.88xx - 0.12x = 0.88x 円であり、利益は640円なので、
0.88xy=6400.88x - y = 640
上記の2つの式は連立方程式となる。
0.85xy=5500.85x - y = 550 ...(1)
0.88xy=6400.88x - y = 640 ...(2)
(2) - (1)より、
0.03x=900.03x = 90
x=900.03=3000x = \frac{90}{0.03} = 3000
定価は3000円。
(1)にx=3000x=3000を代入すると、
0.85×3000y=5500.85 \times 3000 - y = 550
2550y=5502550 - y = 550
y=2550550=2000y = 2550 - 550 = 2000
原価は2000円。

3. 最終的な答え

2000円

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