1個120円のりんごと1個値段が不明なみかんを合わせて13個買ったところ、合計で840円になった。それぞれ何個ずつ買ったか求める問題です。

代数学連立方程式文章題方程式算数
2025/8/10

1. 問題の内容

1個120円のりんごと1個値段が不明なみかんを合わせて13個買ったところ、合計で840円になった。それぞれ何個ずつ買ったか求める問題です。

2. 解き方の手順

みかんの個数を xx 個、りんごの個数を yy 個とします。
合計13個買ったので、
x+y=13x + y = 13
また、合計金額は840円なので、
みかんの値段を aa とすると
ax+120y=840ax + 120y = 840
ただし、問題文を読むとみかんの値段は不明ですが、みかん1個の値段と書かれているので、値段は一つに決まること、また小学生の問題なので、おそらく整数の解になることなどを考えると、みかんの値段は1個あたり60円と推測できます。
みかんの値段を60円と仮定すると、
60x+120y=84060x + 120y = 840
両辺を60で割ると
x+2y=14x + 2y = 14
x+y=13x + y = 13x+2y=14x + 2y = 14 の連立方程式を解きます。
x+2y=14x + 2y = 14
x+y=13x + y = 13
上の式から下の式を引くと
y=1y = 1
x+1=13x + 1 = 13 なので、
x=12x = 12
みかん12個、りんご1個となります。
もし、みかんの値段が60円でなかった場合は、値段を変化させて計算を繰り返す必要があります。
例えば、みかんの値段を40円とした場合、
40x+120y=84040x + 120y = 840
x+3y=21x + 3y = 21
x+y=13x + y = 13x+3y=21x + 3y = 21 の連立方程式を解きます。
x+3y=21x + 3y = 21
x+y=13x + y = 13
上の式から下の式を引くと
2y=82y = 8
y=4y = 4
x=9x = 9
40円のみかんを9個、120円のリンゴを4個買った場合、合計金額は、
409+1204=360+480=84040 * 9 + 120 * 4 = 360 + 480 = 840
となり、合計金額と個数もあっています。
みかんの値段が明示的に与えられていないので、60円と40円の場合の2パターンが考えられますが、問題文の記述からみかんの値段は一つに決まると思われます。
みかんの値段を60円と仮定した場合は、みかん12個、りんご1個です。
みかんの値段を40円と仮定した場合は、みかん9個、りんご4個です。

3. 最終的な答え

みかん12個、りんご1個 (みかん1個60円の場合)
または、
みかん9個、りんご4個 (みかん1個40円の場合)

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