1. 問題の内容
1個120円のりんごと1個値段が不明なみかんを合わせて13個買ったところ、合計で840円になった。それぞれ何個ずつ買ったか求める問題です。
2. 解き方の手順
みかんの個数を 個、りんごの個数を 個とします。
合計13個買ったので、
また、合計金額は840円なので、
みかんの値段を とすると
ただし、問題文を読むとみかんの値段は不明ですが、みかん1個の値段と書かれているので、値段は一つに決まること、また小学生の問題なので、おそらく整数の解になることなどを考えると、みかんの値段は1個あたり60円と推測できます。
みかんの値段を60円と仮定すると、
両辺を60で割ると
と の連立方程式を解きます。
上の式から下の式を引くと
なので、
みかん12個、りんご1個となります。
もし、みかんの値段が60円でなかった場合は、値段を変化させて計算を繰り返す必要があります。
例えば、みかんの値段を40円とした場合、
と の連立方程式を解きます。
上の式から下の式を引くと
40円のみかんを9個、120円のリンゴを4個買った場合、合計金額は、
となり、合計金額と個数もあっています。
みかんの値段が明示的に与えられていないので、60円と40円の場合の2パターンが考えられますが、問題文の記述からみかんの値段は一つに決まると思われます。
みかんの値段を60円と仮定した場合は、みかん12個、りんご1個です。
みかんの値段を40円と仮定した場合は、みかん9個、りんご4個です。
3. 最終的な答え
みかん12個、りんご1個 (みかん1個60円の場合)
または、
みかん9個、りんご4個 (みかん1個40円の場合)