第2項が3、初項から第3項までの和が13である等比数列の初項と公比を求める。

代数学等比数列数列方程式
2025/8/10

1. 問題の内容

第2項が3、初項から第3項までの和が13である等比数列の初項と公比を求める。

2. 解き方の手順

等比数列の初項を aa、公比を rr とすると、第2項は arar と表せるので、
ar=3ar = 3
となる。また、初項から第3項までの和は a+ar+ar2a + ar + ar^2 と表せるので、
a+ar+ar2=13a + ar + ar^2 = 13
となる。
ar=3ar = 3 より、a=3ra = \frac{3}{r} である。これを a+ar+ar2=13a + ar + ar^2 = 13 に代入すると、
3r+3+3r=13\frac{3}{r} + 3 + 3r = 13
両辺に rr をかけて整理すると、
3+3r+3r2=13r3 + 3r + 3r^2 = 13r
3r210r+3=03r^2 - 10r + 3 = 0
(3r1)(r3)=0(3r - 1)(r - 3) = 0
よって、r=13,3r = \frac{1}{3}, 3
(1) r=13r = \frac{1}{3} のとき、a=313=9a = \frac{3}{\frac{1}{3}} = 9
(2) r=3r = 3 のとき、a=33=1a = \frac{3}{3} = 1
したがって、初項と公比は (9,13)(9, \frac{1}{3}) または (1,3)(1, 3) である。

3. 最終的な答え

初項9、公比1/3
または
初項1、公比3

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