円 $x^2 + y^2 = 9$ と直線 $y = 2x + k$ が共有点を持つときの、定数 $k$ の値の範囲を求める問題です。

幾何学直線共有点距離不等式
2025/8/10

1. 問題の内容

x2+y2=9x^2 + y^2 = 9 と直線 y=2x+ky = 2x + k が共有点を持つときの、定数 kk の値の範囲を求める問題です。

2. 解き方の手順

x2+y2=9x^2 + y^2 = 9 の中心は原点 (0,0)(0, 0) で、半径は 33 です。
直線 y=2x+ky = 2x + k と円が共有点を持つ条件は、円の中心から直線までの距離が円の半径以下であることです。
点と直線の距離の公式を使って、原点 (0,0)(0, 0) から直線 2xy+k=02x - y + k = 0 までの距離 dd を求めます。
d=2(0)(0)+k22+(1)2=k5d = \frac{|2(0) - (0) + k|}{\sqrt{2^2 + (-1)^2}} = \frac{|k|}{\sqrt{5}}
円と直線が共有点を持つ条件は d3d \leq 3 なので、
k53\frac{|k|}{\sqrt{5}} \leq 3
k35|k| \leq 3\sqrt{5}
35k35-3\sqrt{5} \leq k \leq 3\sqrt{5}

3. 最終的な答え

35k35-3\sqrt{5} \leq k \leq 3\sqrt{5}

「幾何学」の関連問題

三角形ABCにおいて、$AB = 5$, $BC = 6$, $CA = 3$とする。 (1) 角BACの二等分線と辺BCの交点をD、角ABCの二等分線と線分ADの交点をIとするとき、$AI:ID$を...

三角形角の二等分線メネラウスの定理
2025/8/13

三角比の値が与えられたときに、別の三角比の値を求める問題です。 (1) $\cos \theta = \frac{1}{2}$ ( $0^\circ \le \theta \le 180^\circ$...

三角比三角関数三角恒等式
2025/8/13

円に内接する四角形ABCDにおいて、$AB = 3$, $BC = 4$, $CD = 5$, $DA = 6$ であるとき、以下の値を求めます。 (1) $AC$ の長さ (2) $\cos B$ ...

四角形余弦定理正弦定理面積外接円
2025/8/13

問題は2つのパートに分かれています。 パート1:次の三角関数の値を求めなさい。 (1) $cos 0^\circ$ (2) $sin 90^\circ$ (3) $sin 135^\circ$ (4)...

三角関数三角比角度単位円
2025/8/13

$AB = 3$, $BC = 4$, $CA = 5$ の直角三角形 $ABC$ がある。$\triangle ABC$ の内接円の中心を $I$ とし、内接円と $AB$ の接点を $H$ とする...

三角形直角三角形内接円角の二等分線三平方の定理
2025/8/13

四角形ABCDが円Oに内接し、CDが円Oの直径である。AB=5, AD=3であり、直線BC, AD, ABは点C, D, Eにおいて、それぞれ円Oに接している。 (1) 辺BCの長さを求めよ。 (2)...

四角形接線方べきの定理メネラウスの定理相似三平方の定理
2025/8/13

座標平面上に円 $C: x^2 + y^2 - 2\sqrt{3}x - 2y = 0$ がある。 (1) 円Cの中心Aの座標と半径を求める。 (2) 円Cの中心Aと直線 $l: y = \sqrt{...

座標平面面積最大値最小値点と直線の距離
2025/8/13

(1) 2点 $A(-5, 4)$, $B(1, 2)$ を結ぶ線分の垂直二等分線の方程式を求めよ。 (2) 3点 $O(0, 0)$, $A(8, 0)$, $B(0, 6)$ を通る円の中心の座標...

平面幾何直線垂直二等分線対称な点
2025/8/13

(1) 正五角形の3個の頂点を結んでできる三角形の個数を求め、さらにそのうち正五角形と2辺を共有する三角形の個数を求める。 (2) 正五角形の2個の頂点を結んでできる線分の本数を求める。

組み合わせ正多角形図形
2025/8/13

与えられた条件を満たす方程式または座標を求める問題です。 (1) 2点 $A(-1, 2)$ と $B(7, 6)$ に対して、線分 $AB$ を $1:3$ に内分する点の座標を求める。 (2) 2...

座標平面直線内分点点と直線の距離接線
2025/8/13