2つの直線 $l$ と $m$ の交点の座標を求める問題です。画像には3つの問題がありますが、それぞれ $l$ と $m$ のグラフが描かれており、そのグラフから直線の式を求め、連立方程式を解くことで交点の座標を求めます。ここでは、図1と図2について解答します。

幾何学直線の式連立方程式交点座標
2025/8/10

1. 問題の内容

2つの直線 llmm の交点の座標を求める問題です。画像には3つの問題がありますが、それぞれ llmm のグラフが描かれており、そのグラフから直線の式を求め、連立方程式を解くことで交点の座標を求めます。ここでは、図1と図2について解答します。

2. 解き方の手順

(1) 図1の場合
* 直線 ll は、点 (6,1)(-6,1) と点 (3,1)(3,-1) を通ります。直線の傾き aa は、
a=113(6)=29=29a = \frac{-1 - 1}{3 - (-6)} = \frac{-2}{9} = -\frac{2}{9}
と計算できます。よって、ll の式は、y=29x+by = -\frac{2}{9}x + b と表せます。点 (3,1)(3,-1) を代入すると、
1=293+b-1 = -\frac{2}{9} \cdot 3 + b
1=23+b-1 = -\frac{2}{3} + b
b=1+23=13b = -1 + \frac{2}{3} = -\frac{1}{3}
よって、直線 ll の式は y=29x13y = -\frac{2}{9}x - \frac{1}{3} です。
* 直線 mm は、y切片が5なので、 y=ax+5y = ax + 5と表せる。また、点 (3,1)(3,-1) を通るので
1=3a+5-1 = 3a + 5
6=3a-6 = 3a
a=2a = -2
よって、直線 mm の式は、y=2x+5y = -2x + 5 です。
2直線の交点を求めるために、連立方程式を解きます。
y=29x13y = -\frac{2}{9}x - \frac{1}{3}
y=2x+5y = -2x + 5
より、
29x13=2x+5-\frac{2}{9}x - \frac{1}{3} = -2x + 5
18x2x=15+318x - 2x = 15 + 3
16x=5416x = 54
x=5416=278x = \frac{54}{16} = \frac{27}{8}
y=2(278)+5=274+204=74y = -2(\frac{27}{8}) + 5 = -\frac{27}{4} + \frac{20}{4} = -\frac{7}{4}
(2) 図2の場合
* 直線 ll は、(2,0)(-2, 0)(0,2)(0, -2)を通るので、傾きは200(2)=22=1\frac{-2 - 0}{0 - (-2)} = \frac{-2}{2} = -1。よって式は、y=x2y = -x - 2
* 直線 mm は、(4,0)(4, 0)(0,6)(0, -6)を通るので、傾きは6004=64=32\frac{-6 - 0}{0 - 4} = \frac{-6}{-4} = \frac{3}{2}。よって式は、y=32x6y = \frac{3}{2}x - 6
2直線の交点を求めるために、連立方程式を解きます。
y=x2y = -x - 2
y=32x6y = \frac{3}{2}x - 6
より、
x2=32x6-x - 2 = \frac{3}{2}x - 6
4=52x4 = \frac{5}{2}x
x=85x = \frac{8}{5}
y=852=85105=185y = -\frac{8}{5} - 2 = -\frac{8}{5} - \frac{10}{5} = -\frac{18}{5}

3. 最終的な答え

(1) 図1の場合
交点の座標は (278,74)(\frac{27}{8}, -\frac{7}{4})
(2) 図2の場合
交点の座標は (85,185)(\frac{8}{5}, -\frac{18}{5})

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