2次関数 $y = x^2 + 4x + 2$ の $a \le x \le 0$ における最小値を、以下の2つの場合に分けて求める問題です。 (1) $a < -2$ のとき (2) $-2 \le a < 0$ のとき
2025/8/11
1. 問題の内容
2次関数 の における最小値を、以下の2つの場合に分けて求める問題です。
(1) のとき
(2) のとき
2. 解き方の手順
まず、与えられた2次関数を平方完成します。
よって、この2次関数の頂点は です。
(1) のとき
定義域 は頂点 を含みます。したがって、この区間での最小値は頂点のy座標である -2 です。
(2) のとき
定義域 は頂点 を含みます。この場合も最小値は頂点のy座標である -2 です。のときに最小値をとるので、定義域は関係ありません。
しかし問題文には、最小値は の形になると記載されています。
そこで、定義域の左端 で最小となるときを考えてみます。
この式が の形になるので、
となるような係数を求めます。
なので、
なので、
矛盾するので、この仮定は誤りです。
再び、定義域 は頂点 を含むことに注目します。この場合、頂点が定義域に含まれる場合、最小値は頂点のy座標となります。つまり最小値は -2 です。
ここで、与えられた式と -2 を比較すると、
となるはずです。
(1)より、のとき、最小値は -2。
(2)より、のとき、最小値も -2。
のときは のときに最小値をとるので、
のときは のときに最小値をとるので、
条件から、 のとき、最小値は となると考えられます。
とすると、問題文の形式に沿った答えを埋めるためには、のとき、なので、整合性が取れます。
3. 最終的な答え
(1) 2
(2) なので、、 よって、4, 2
したがって、解答番号32は 2, 解答番号33は 4, 解答番号34は 2
解答番号35は、問題文の範囲から判断できません。