(1) $y = \sin(\theta - \frac{\pi}{6})$ のグラフを描き、その周期を求めます。 (2) $y = \cos(\theta + \frac{\pi}{3})$ のグラフを描き、その周期を求めます。 (3) $y = \tan(\theta + \frac{\pi}{6})$ のグラフを描き、その周期を求めます。

幾何学三角関数グラフ周期平行移動
2025/8/11
はい、承知いたしました。画像にある三角関数のグラフと周期に関する問題について、それぞれ解説します。

1. 問題の内容

(1) y=sin(θπ6)y = \sin(\theta - \frac{\pi}{6}) のグラフを描き、その周期を求めます。
(2) y=cos(θ+π3)y = \cos(\theta + \frac{\pi}{3}) のグラフを描き、その周期を求めます。
(3) y=tan(θ+π6)y = \tan(\theta + \frac{\pi}{6}) のグラフを描き、その周期を求めます。

2. 解き方の手順

(1) y=sin(θπ6)y = \sin(\theta - \frac{\pi}{6})
* まず、基本的な正弦関数 y=sinθy = \sin \theta のグラフを考えます。これは周期が 2π2\pi の関数です。
* θ\thetaθπ6\theta - \frac{\pi}{6} に置き換わっているので、グラフは θ\theta 軸方向に π6\frac{\pi}{6} だけ平行移動(右方向への移動)します。
* したがって、グラフは y=sinθy = \sin \theta のグラフを右に π6\frac{\pi}{6} だけ移動させたものになります。
* 周期は 2π2\pi で変わりません。
(2) y=cos(θ+π3)y = \cos(\theta + \frac{\pi}{3})
* 基本的な余弦関数 y=cosθy = \cos \theta のグラフは周期が 2π2\pi です。
* θ\thetaθ+π3\theta + \frac{\pi}{3} に置き換わっているので、グラフは θ\theta 軸方向に π3-\frac{\pi}{3} だけ平行移動(左方向への移動)します。
* したがって、グラフは y=cosθy = \cos \theta のグラフを左に π3\frac{\pi}{3} だけ移動させたものになります。
* 周期は 2π2\pi で変わりません。
(3) y=tan(θ+π6)y = \tan(\theta + \frac{\pi}{6})
* 基本的な正接関数 y=tanθy = \tan \theta のグラフは周期が π\pi です。
* θ\thetaθ+π6\theta + \frac{\pi}{6} に置き換わっているので、グラフは θ\theta 軸方向に π6-\frac{\pi}{6} だけ平行移動(左方向への移動)します。
* したがって、グラフは y=tanθy = \tan \theta のグラフを左に π6\frac{\pi}{6} だけ移動させたものになります。
* 周期は π\pi で変わりません。

3. 最終的な答え

(1) y=sin(θπ6)y = \sin(\theta - \frac{\pi}{6}) の周期: 2π2\pi
(2) y=cos(θ+π3)y = \cos(\theta + \frac{\pi}{3}) の周期: 2π2\pi
(3) y=tan(θ+π6)y = \tan(\theta + \frac{\pi}{6}) の周期: π\pi
注:グラフの概形は、それぞれの基本関数を平行移動したものを描いてください。問題文にグラフを描け、と書いてあるので、本来はグラフを描く必要があります。

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