## 問題11
1. 問題の内容
10人の生徒を3人、3人、3人、1人の4つのグループに分けるとき、分け方は何通りあるか。
2. 解き方の手順
まず、10人から3人を選ぶ組み合わせを計算します。これはで求められます。
次に、残りの7人から3人を選ぶ組み合わせを計算します。これはで求められます。
さらに、残りの4人から3人を選ぶ組み合わせを計算します。これはで求められます。
最後に、残りの1人は自動的に最後のグループに入ります。これはで求められます。
ただし、3人組が3つあるので、同じ人数で構成されたグループの並び順は区別しません。
したがって、3つの3人組の並び順(3! = 6通り)で割る必要があります。
したがって、求める場合の数は次のようになります。
3. 最終的な答え
2800通り
## 問題12
1. 問題の内容
右の図のような道路があるとき、AからBへ最短の道順で行く方法について、以下の問いに答える。
(1) すべての道順の総数
(2) Pを通る道順
(3) Qを通らない道順
2. 解き方の手順
(1) すべての道順の総数
AからBへ最短で行くには、右に5回、上に3回移動する必要があります。これは、計8回の移動のうち、右に5回移動する場所を選ぶ組み合わせ、または上に3回移動する場所を選ぶ組み合わせと同じです。
したがって、すべての場合の数は通りです。
(2) Pを通る道順
AからPへ最短で行くには、右に2回、上に1回移動する必要があります。これは通りです。
PからBへ最短で行くには、右に3回、上に2回移動する必要があります。これは通りです。
したがって、Pを通る道順は通りです。
(3) Qを通らない道順
まず、Qを通る道順を計算します。
AからQへ最短で行くには、右に3回、上に2回移動する必要があります。これは通りです。
QからBへ最短で行くには、右に2回、上に1回移動する必要があります。これは通りです。
したがって、Qを通る道順は通りです。
すべての道順の総数からQを通る道順を引けば、Qを通らない道順が求められます。
通りです。
3. 最終的な答え
(1) 56通り
(2) 30通り
(3) 26通り