小学生2人(A, B)と中学生3人(C, D, E)の中から、くじ引きで2人を選ぶ。 (1) 2人の選び方は全部で何通りあるか? (2) 小学生と中学生が1人ずつ選ばれる確率はいくらか?
2025/8/11
## 問題4
1. 問題の内容
小学生2人(A, B)と中学生3人(C, D, E)の中から、くじ引きで2人を選ぶ。
(1) 2人の選び方は全部で何通りあるか?
(2) 小学生と中学生が1人ずつ選ばれる確率はいくらか?
2. 解き方の手順
(1) 全体の選び方は、5人から2人を選ぶ組み合わせなので、組み合わせの公式を用いる。
組み合わせの公式は であり、 は全体の人数、 は選ぶ人数を表す。
今回は , なので、全体の選び方は
5C2 = \frac{5!}{2!(5-2)!} = \frac{5!}{2!3!} = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10
したがって、2人の選び方は10通り。
(2) 小学生と中学生が1人ずつ選ばれる場合を考える。
小学生を選ぶ方法は2通り(AかB)。
中学生を選ぶ方法は3通り(C, D, Eのいずれか)。
したがって、小学生と中学生が1人ずつ選ばれる場合の数は、 通り。
確率は、小学生と中学生が1人ずつ選ばれる場合の数を全体の選び方で割ればよい。
よって、確率は となる。
3. 最終的な答え
(1) 10通り
(2)
## 問題5
1. 問題の内容
袋の中に赤球3個、白球2個が入っている。この袋の中から球を同時に2個取り出す。
(1) 2個とも赤球を取り出す確率はいくらか?
(2) 赤球と白球を1個ずつ取り出す確率はいくらか?
2. 解き方の手順
(1) 2個とも赤球を取り出す場合を考える。
まず、全体の場合の数は、5個の球から2個を選ぶ組み合わせなので、
5C2 = \frac{5!}{2!(5-2)!} = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10
赤球3個から2個を選ぶ組み合わせは
3C2 = \frac{3!}{2!(3-2)!} = \frac{3 \times 2}{2 \times 1} = 3
したがって、2個とも赤球を取り出す確率は 。
(2) 赤球と白球を1個ずつ取り出す場合を考える。
赤球を1個選ぶ方法は3通り。
白球を1個選ぶ方法は2通り。
したがって、赤球と白球を1個ずつ選ぶ場合の数は 通り。
確率は、赤球と白球を1個ずつ選ぶ場合の数を全体の場合の数で割ればよい。
よって、確率は となる。
3. 最終的な答え
(1)
(2)